アクセントクロスに合うカーテンの選び方|失敗しないコツを分かりやすくご紹介【窓コラム】
お部屋づくりで迷いやすいのが、カーテンと壁紙の組み合わせ。どちらを先に選ぶとまとまりやすい?色はどう合わせる?この記事では、基本の考え方をやさしく整理しながら、色合わせの5つのルール、テイスト別・部屋別のコツ、失敗しにくいチェックポイントまで、実例を交えてご紹介します。ショールームでは生地の質感や透け感を、自然光のもとで見比べていただけます。お気軽にご相談ください。
どっちを先に選ぶ?— 基本は「壁紙 → カーテン」
・壁紙先行が基本です。面積が大きく、お部屋の“背景”が決まるため、全体のトーンを整えやすくなります。
・ただしカーテン先行が向く場合もあります。
— 壁紙の張り替え予定がなく、今のまま活かしたいとき
— 「この生地を主役にしたい」など、こだわりのファブリックがあるとき
— 賃貸で壁紙の自由度が低いとき
・迷ったら、床色 → 大型家具 → 壁紙 → カーテンの順番で考えるとスムーズ。色の“連鎖”が自然にでき、統一感が生まれます。
色合わせの基本ルール(やさしく5つ)
1)70:25:5の配色比

クッション:MCF302・305・304・306/ラグ:MCG346S
ベース(壁・床)70%、メイン(カーテンやラグ)25%、アクセント(クッションや小物)5%。色数をしぼると品よく整います。
2)明るさの差でメリハリ

壁が中くらいの明るさなら、カーテンは少しだけ明るめ、または暗めに。境界が軽やかになります。
3)床色と“温冷”を合わせる

床が黄み系なら、カーテンも黄み寄りに。グレー系の床には、ややクール寄りの色が相性◎。
4)柄×柄は“色リンク”をひとつ

同じモチーフ「いちご泥棒」を用いた、ネイビーモノカラーとジャガード織のドレープカーテン。モチーフを統一することで、モリスの世界観を感じられる上質な空間を演出します。
5)レースの“白さ・透け感”を先に

日中の印象はレースで決まることが多く、レースが決まるとドレープ(厚地)の色選びもスムーズになります。ナチュラルな質感をベースに、立体感のあるドットで斜め格子が描くひし形模様のレースと、ミックス感のあるナチュラルな質感のドレープを組み合わせたコーディネート。
くわしくは、レースカーテンの種類と選び方もご覧ください。
https://vesta-shop.jp/column/13386/
テイスト別のおすすめ
・ナチュラル

アイボリー色の壁紙 × シルクのような表情を持つ艶やかなドレープ。木部は木目が美しいチェスナットでやさしくまとめて。
・ホテルライク

ハードな石材タイルと、ウールのような質感で厚みのある糸を織り込んだ微妙なニュアンスの無地遮光生地が絶妙に組み合わさり、上質でラグジュアリーな空間を演出しています。
・カフェ風

レトロ感のあるタイルをリアルに表現した壁紙に、グレーミックス感のあるラフな無地カーテン。古木やアイアンの質感がカフェ風のインテリアを表現しています。
部屋別のコツ
リビング

明るい日差しが差し込むリビングには、人気のモリスデザインの輸入壁紙「デイジー」。カーテンは、壁紙のカラーに合わせたギャザーカーテントップボーダースタイル。ライトブルーをアクセントにして、ホワイトをベースにした明るい軽やかなコーディネートです。
寝室

大柄のダマスク柄が美しい壁紙で、寝室をホテルライクなスペースに。重くなり過ぎないよう、ベージュのカーテンを組み合わせることで、明るい雰囲気の寝室になっています。クラシカルな家具をプラスして、高級感を演出しています。
子供部屋

2012年にイギリスで誕生したブランド、サイオンの人気シリーズのフォックス柄のファブリックをシェードに仕立て、壁紙には同柄のグレージュを合わせています。クッションカバーも合わせた、楽しい空間です。
失敗しにくいチェックリスト
□ 床・大型家具・壁・カーテンの温冷トーンがそろっている
□ 窓の開閉動線(干渉物・家具位置)に無理がない
□ 採光条件(方角・西日・夜の見え方)を事前に確認した
□ アクセントクロスを使う場合、色数を増やしすぎていない
□ ヒダ・丈・内付け/正面付けなど、仕上がりの納まりを確認した
よくある質問(やさしいQ&A)
Q. アクセントクロスに柄カーテンは合いますか?
A. 合わせられます。色をひとつリンクさせ、柄の大きさを「大×小」にするとバランスが取りやすいです。
Q. 賃貸でも雰囲気を変えられますか?
A. はい。壁紙はそのままでも、レースの透け感やドレープの色で印象は大きく変わります。季節に合わせて小物でアクセントを足すのもおすすめです。
Q. レースから決めても良いですか?
A. もちろん。日中の見え方を左右する大事な要素なので、レース先行は理にかなっています。
Q. 既存の家具と色が迷います…
A. 床色と大型家具の色を起点に、明るさと温冷の方向をそろえると失敗しにくいです。
Q. 壁紙が濃色のとき、カーテンはどうすると重くなりませんか?
A. 明度差をつけ、素材で軽さを出します(中明度無地+白寄りレース/淡色タッセル)。
Q. 西日が強い部屋は何に気をつければいい?
A. 低彩度×遮熱の考え方。遮熱レース+ドレープで熱の出入りを抑え、退色も防ぎます。
まずは実物で“しっくり”を確認しましょう
写真ではわかりにくい生地の厚み・質感・透け感。ショールームなら、自然光のもとで実際に見比べられます。お部屋や窓の写真、床色がわかる画像をお持ちいただけると、より的確にご提案できます。

専門スタッフによる丁寧なアドバイス
ヴェスタショップでは、経験豊富なスタッフが一人ひとりに最適なカーテンを提案します。色やデザインだけでなく、機能面でも相談できるので安心です。
豊富なサンプル
実際に手に取って生地の質感を確かめられるサンプルを多数用意しております。ネットでは分からない細かな違いを確認できます。カーテンだけではなく、ブラインドやロールスクリーン、バーチカルブラインドなどの窓廻り製品の展示もございます。実際に操作していただくことも可能です。また、壁紙のカタログのご用意もございます。
アフターサービス
カーテン購入後も、サイズ調整やメンテナンスの相談が可能。長く快適に使い続けられるよう、充実したサポートを提供しています。ヴェスタショップで、お部屋にぴったりのカーテンと壁紙も選んでみてください。