明るさを調節する調光ロールスクリーンとは?【窓コラム】

2022年4月1日 2024年5月20日

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調光ロールスクリーンってナニ？

テレビやSNSなどでボーダー状になっているちょっと変わったロールスクリーンを見ることがありませんか？それは「調光ロールスクリーン」という新しいタイプの商品です。

調光ロールスクリーンは2タイプある⁈

調光ロールスクリーン［2層式タイプ］

従来のロールスクリーンは開けるか閉めるかのどちらかになりますが、調光ロールスクリーンは透けている部分と透けない部分がボーダー状に配置されている生地が前後2枚重なっており、生地の重なり具合を調節することで遮蔽・採光が簡単にできるというものです。2枚重なっているので2層式タイプです。

一見個性的なデザインに見える調光ロールスクリーンですが、ボーダーの水平ラインのデザインはシンプルなデザインなのでどんなお部屋にも合わせやすいです（和室にも合いますよ）
ボーダー状スクリーンのシースルー部分を合わせた採光状態の時、室中からは外がよく見えるのですが、外からは室内が思っているよりも見えないのもいいですね。
実はこの調光ロールスクリーン韓国発の商品なので、韓国ドラマでもよく使われています。韓ドラを見るときは、ぜひ後ろの窓辺のインテリアもチェックしてみてください。

調光ロールスクリーン［立体構造タイプ］

立体構造タイプは、別名ブラインドタイプとも表現されることがあります。こちらのタイプは、2枚のシースルー生地の間にブラインドのはね（スラット）の役割をする生地がある、立体構造の調光ロールスクリーンです。ブラインドのようにスラット生地が回転するので、光をコントロールできます。シースルー生地が前後に配置されているのですが、［2層タイプ］はボーダー状によるメリハリのある採光に対して、［立体構造対タイプ］は柔らかな光が印象的です。

調光ロールスクリーンのメリット

ロールスクリーンは開けるか閉めるかのどちらかですが、スクリーンの重なりや生地の角度を調節することで光も風もコントロールできる。
スタイリッシュなデザイン：調光ロールスクリーンは、すっきりしたデザインが特徴です。調光ロールスクリーンは、窓にぴったりとフィットするので、余分な生地やレールがなく、スマートな印象を与えます。また、スクリーンの色や柄は、シンプルなものからおしゃれなものまで、さまざまな種類があります。これにより、部屋のインテリアや好みに合わせて、コーディネートすることができます。
操作が簡単：調光ロールスクリーンはチェーンによる操作で、光の調節がしやすいことです。調光ロールスクリーンは、スクリーンの上下や前後を動かすことで、光の量や方向を自在に変えることができます。例えば、日差しが強いときはスクリーンを下げて遮光し、暗いときはスクリーンを上げて明るさを増やすことができます。また、スクリーンの前後をずらすことで、光の角度や分散を調整できます。これにより、部屋の雰囲気や目的に合わせて、最適な光の環境を作ることができます。
目隠ししながら風・光を取り込める：調光ロールスクリーンは、目隠ししながらも風や光を取り込むことができます。透過性の高いスクリーンは、外からの視線を遮りながらも、光や風を通すことができます。これにより、プライバシーを守りつつ、開放感や自然な感触を楽しむことができます。逆に、遮光性の高いスクリーンは、光や風を遮りながらも、外からの視線を通さないことができます。これにより、暗くて静かな空間を作ることができます。

調光ロールスクリーンのデメリット

洗濯できない：調光ロールスクリーンは洗濯できなません。調光ロールスクリーンは、水洗いやクリーニングができないので、汚れやほこりはたきやハンドモップでホコリを落として、定期的にお手入れをすることが必要です。
遮光生地であっても若干の光漏れがある：調光ロールスクリーンはボーダー状のスクリーンが前後2枚が重なっています。ボーダーをずらして全閉しますが、2枚の隙間に光を感じることがあります。また、窓枠内に取り付けする場合は枠よりも小さく製作するために両サイドに隙間ができて光漏れにつながります。光漏れが気になる場合は遮光のカーテンをおすすめします。
窓を開けていると風に煽られる：風が強い時は窓を閉めましょう・
操作チェーンが絡まると危険：操作チェーンは、小さな子供やペットが遊んだり、首に巻きつけたりすると、窒息や事故の原因になる可能性があります。そのため、調光ロールスクリーンを選ぶときは、操作チェーンの管理や安全対策に注意することが必要です。
［2層タイプ］はレースだけにはできない。
［2層タイプ］は部屋に入る光がボーダー状になる。