カーテンの選び方|窓のサイズや色や柄・機能別でのご紹介【豆知識】
カーテンは、窓のサイズや形、お部屋の用途や雰囲気、カーテン生地の種類や機能、色や柄など、さまざまな要素によって選ぶことができます。それぞれの要素について、詳しくご紹介します。
窓の種類とサイズに合ったカーテンの選び方
窓の種類とサイズによって、カーテンの選び方が変わってきます。窓の種類には、掃き出し窓、腰窓、出窓、小窓などがあります。それぞれの特徴と、おすすめのカーテンの選び方を見ていきましょう。
掃き出し窓
掃き出し窓とは、掃き出し窓は、床面や床近くに窓の底辺がある窓で、人が歩いて通れるようになっています。掃き出し窓は、お部屋に明るさと開放感をもたらしますが、同時に外からの視線や日差しも気になります。そこで、カーテンの選び方のポイントは、次のようになります。
- 掃き出し窓は窓サイズが大きく外に出る場合がありますので、左右に開閉する窓装飾であるカーテンやバーチカルブラインドがおすすめです。
- レースカーテンとドレープカーテンの二重掛けをすると、日中はレースカーテンだけで光を取り入れながら視線を遮ることができます。夜間はドレープカーテンを閉めて、暖かく落ち着いた雰囲気にすることができます。
- カーテンの色や柄は、お部屋のインテリアに合わせて選びましょう。明るい色や柄は、お部屋を広く見せる効果があります。暗い色や柄は、お部屋を引き締める効果があります。
腰窓
腰窓は、床から腰の高さくらいまでの窓で、主にキッチンやダイニング、玄関などに設置されるタイプの窓です。腰窓は、お部屋に明るさや風通しを与えてくれますが、同時に外からの視線も気になります。そこで、カーテンの選び方のポイントは、以下のようになります。
- カーテンの丈は、窓の下端より少し下で10~15㎝程度長くします。しかし、窓の前に机や家具など窓の下端よりも長いと干渉してしまう場合があります。事前に窓前に家具がある場合はご確認をお願いします。
- カーテンの幅は、カーテンレールを窓の幅より大きめに取り付けするためにカーテンも少し余裕を持って選びます。窓の幅よりも狭いと、窓の隙間から視線や光が入ってきてしまいます。
- カーテン以外には、カーテンの生地で作るシェードタイプやロールスクリーン・ブラインドなどのメカ物などもあります。これらは上限に昇降する窓装飾です。
- 腰窓はお部屋のアクセントになることもあります。同じ部屋に掃き出し窓がある場合は同じ生地でスタイルを変えたり、メカならカーテンと色を合わせるコーディネートもおすすめです。
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出窓
出窓とは、壁面から突き出た窓のことです。出窓はお部屋に奥行きと個性をもたらしますが、同時に窓の形が複雑になることもあります。そこで、カーテンの選び方のポイントは、次のようになります。
- 出窓の形に合わせて取り付けると、フラットではないのでカーテン等は固定または上下昇降するスタイルが多いです。また、カーテンレールやカーテンホルダーの色やデザインは、カーテンとのバランスを考えて選びましょう。
小窓
小窓とは、壁面に小さく開いた窓のことです。小窓は、お部屋にアクセントや風通しをもたらしますが、同時にカーテンの選び方が難しくなることもあります。そこで、カーテンの選び方のポイントは、次のようになります。
- カーテンの長さは、窓の大きさに合わせて選びましょう。窓の大きさよりも長すぎるカーテンは、お部屋に重さや圧迫感を与えることがあります。
- カーテンの色や柄は、お部屋の主役になるように選びましょう。小窓は、お部屋の中で目立ちにくい場所にあることが多いので、カーテンで存在感を出すことができます。ビビットな色や柄は、小窓を目を引くポイントにする効果があります。無地やシンプルな柄は、小窓を上品に見せる効果があります。
- 縦に長いスリット窓にはシェードスタイルやロールスクリーン・ブラインドも採用されてることが多いです。スリット窓タイプの製品なら幅10㎝から製作できるので窓枠内に取り付けすることもが可能です。
お部屋別のカーテン選び方
次に、お部屋別にカーテンの選び方を見ていきましょう。お部屋の用途や雰囲気によって、カーテンの色や柄、生地の種類や機能性などが変わってきます。お部屋の特徴を把握して、最適なカーテンを選びましょう。
リビング
リビングは、家族や友人とのくつろぎや会話の場です。リビングのカーテンは、お部屋の雰囲気を作るだけでなく、外からの視線や日差しを遮る役割もあります。そこで、カーテンの選び方のポイントは、以下のようになります。
- カーテンの色や柄は、お部屋のインテリアや好みに合わせて選びましょう。リビングは家族が集まる場所で家の中でも目立つ場所ですので、カーテンの色や柄がお部屋の雰囲気を左右します。明るい色や柄のカーテンは、お部屋に明るさや華やかさを与えてくれます。落ち着いた色や柄のカーテンは、お部屋に落ち着きや高級感を与えてくれます。
- カーテンの生地はお部屋の機能性や季節に合わせて選びましょう。リビングは、家族や友人との会話やテレビ視聴など、さまざまな活動をする場所なので、カーテンで快適さを保つことができます。遮光性や遮熱性の高いカーテンは、日中の眩しさや暑さを軽減できます。
- 日中はドレープカーテンを開けているので、デザイン性の高いレースカーテンもおすすめです。
寝室
寝室とは、睡眠や休息の場となる部屋です。寝室は家の中でも最もプライベートな場所なので、カーテンで快眠やリラックスを促すことができます。そこで、カーテンの選び方のポイントは、次のようになります。
- カーテンの色や柄は、お部屋の雰囲気や好みに合わせて選びましょう。寝室は、お部屋の中でも最も自分らしさを表現できる場所なので、カーテンで個性を出すことができます。落ち着いた色や柄は、お部屋を安らぎの空間にする効果があります。明るい色や柄は、お部屋を元気にする効果があります。
- カーテンの生地は、睡眠の質や季節に合わせて選びましょう。寝室は、睡眠や休息のための場所なので、カーテンで快適さを保つことができます。遮光性の高いカーテンは、夜間の外からの光や朝日を遮って、睡眠の質を高めることができます。遮熱性の高いカーテンは、夏場の暑さを軽減して、涼しく眠ることができます。
- カーテンの長さは、ベッドの位置や窓の形に合わせて選びましょう。寝室はベッドが主役の場所なので、カーテンでベッドの雰囲気を引き立てることができます。ベッドの上に窓がある場合は、カーテンの長さをベッドの高さに合わせて、ベッドと一体感を出すことができます。光漏れを抑えるためには、窓を大きめに覆うことをおすすめします。
子供部屋
子供部屋とは、子供の遊びや勉強の場となるお部屋のことです。子供部屋は、お部屋の中でも最もカラフルで楽しい場所なので、カーテンで子供の好奇心や創造力を刺激することができます。そこで、カーテンの選び方のポイントは、次のようになります。
- カーテンの色や柄は、子供の年齢や性別、好みに合わせて選びましょう。子供部屋は、子供の成長や変化に寄り添う場所なので、カーテンで子供の個性を出すことができます。ビビットな色や柄は、子供の元気さや好奇心を表現する効果があります。パステルな色や柄はやさしさや癒しを感じる効果があります。
- カーテンの生地は、子供の安全性や衛生性に合わせて選びましょう。子供が遊んだり勉強したりする場所なので、カーテンで快適さを保つことができます。防炎性やウォッシャブル性の高いカーテンは、火事や汚れのリスクを減らすことができます。
- ロールスクルーンやブラインドなどのチェーン式などループ状の操作のものは、遊んでいるうちに絡まってしまうことがあります。チェーンは子供の手が届かない高さに専用クリップで留めたり、プルコード式やスマートコードなどのループになっていない製品を選ぶこともチャイルドセーフティにつながります。
和室
和室とは、畳や障子、床の間などの日本的な要素があるお部屋のことです。和室は、お部屋の中でも最も伝統的で落ち着いた場所なので、カーテンで和の雰囲気を演出することができます。そこで、カーテンの選び方のポイントは、次のようになります。
- カーテンの色や柄は、和室の色合いやモチーフに合わせて選びましょう。和室は、お部屋の中でも最も色彩豊かで意匠性の高い場所なので、カーテンで和の美しさを引き出すことができます。自然の色や柄は、和室の緑や木の質感と調和する効果があります。和柄や和紙風の柄は、和室の障子や床の間と連動する効果があります。
- カーテンの生地は、和室の素材や季節に合わせて選びましょう。和室は、お部屋の中でも最も素朴で温かみのある場所なので、カーテンで和の心を表現することができます。リネンやコットンなどの天然素材のカーテンは、和室の畳や障子と相性が良く、通気性や吸湿性も高いです。
- 和室に良く提案される窓装飾にプリーツスクリーンがあります。蛇腹状のスクリーンは水平のラインがシンプルでたたみ代も少ないので枠内にスッキリと納まるように取り付けすることができます。
カーテン生地の種類で選ぶ
ドレープとは、厚手でしっかりとした生地のカーテンのことです。ドレープは、お部屋に重厚感や高級感をもたらしますが、同時に暗くなりやすいこともあります。そこで、カーテンの選び方のポイントは、次のようになります。
ドレープ
ドレープとは、厚手でしっかりとした生地のカーテンのことです。ドレープは、お部屋に重厚感や高級感をもたらしますが、同時に暗くなりやすいこともあります。そこで、カーテンの選び方のポイントは、次のようになります。
- ドレープの色や柄は、お部屋のインテリアや雰囲気に合わせて選びましょう。ドレープは、お部屋の中でも最も目立つカーテンなので、カーテンでお部屋の印象が決まります。暗い色や柄は、お部屋を引き締める効果があります。明るい色や柄は、お部屋を明るくする効果があります。
- ドレープの生地は、お部屋の機能性や季節に合わせて選びましょう。ドレープは、厚手でしっかりとした生地なので、カーテンで快適さを保つことができます。ドレープは日中の眩しさや暑さを軽減できます。
遮光
遮光とは光を通さない生地のカーテンのことです。遮光は、お部屋に暗さや静けさをもたらしますが、同時に閉塞感や圧迫感も感じやすいこともあります。そこで、カーテンの選び方のポイントは、次のようになります。
- 遮光生地は黒糸をつかっている生地は色が暗いものが多いのです。暗い色や柄は、お部屋を落ち着かせる効果があります。明るい色や柄は、お部屋を明るくする効果があります。
- 遮光の生地は光を通しにくいので、外気の影響を抑えて快適さを保つことができます。遮光生地は、夜間の外からの外灯の光や朝日を遮って、睡眠の質を高めることができます。遮熱性の高い遮光は、夏場の暑さを抑えてくれる効果もあります。
レース
レースとは、薄手で透け感のある生地のカーテンのことです。レースは、お部屋に明るさや開放感をもたらしますが、同時に外からの視線や日差しも気になりやすいこともあります。そこで、カーテンの選び方のポイントは、次のようになります。
- レースは白やクリームなどの無地が多く、お部屋を清潔に見せる効果があります。花や水玉などの柄は、お部屋を華やかに見せる効果があります。
- レースには広巾(300㎝程度)の生地のものがあります。広巾生地の良いところは、巾継ぎしなくていいので美しい仕上りになります。巾継ぎしなくていいので、裾の仕上りをウェイトテープ仕上げにすることでエレガントな仕上がりになります。広巾生地には、刺繍を施したデザイン性の高いものもあります。
- レースの生地は、お部屋の機能性や季節に合わせて選びましょう。夏は遮熱効果の高いレースやミラーレースで室内温度の上昇を押さえます。遮像性の高いレースは、日中は光を取り入れながら視線を遮ることができます。
カーテンの機能性で選ぶ
カーテンの機能性とは、カーテンが持つさまざまな効果や特徴のことです。カーテンの機能性には、遮光性能、遮熱性能、遮像性能、紫外線カット、ミラー、防炎、ウォッシャブルなどがあります。それぞれの特徴と、おすすめのカーテンの選び方を見ていきましょう。
遮光性能
遮光性能とは、カーテンが光を通さない程度のことです。遮光性能は1級から3級までの3段階に分かれています。1級が最も高く、3級が最も低いです。更に1級は5段階に分かれています。遮光性能の高いカーテンは、お部屋に暗さや静けさをもたらしますが、同時に閉塞感や圧迫感も感じやすいこともあります。そこで、カーテンの選び方のポイントは、次のようになります。
- 遮光性能の高いカーテンは、睡眠や休息に重点を置くお部屋におすすめです。寝室や子供部屋などでは、遮光性能の高いカーテンを選ぶと、夜間の外からの光や朝日を遮って、睡眠の質を高めることができます。また、昼間の眠りや昼寝にも適しています。
- 遮光性能の低いカーテンは、明るさや開放感に重点を置くお部屋におすすめです。リビングやキッチンなどでは、遮光性能の低いカーテンを選ぶと、日中の光を取り入れて、お部屋を明るくすることができます。
遮像性能
遮像性能とは、レースカーテンが外からの視線を遮る程度のことです。遮像性能は生地や柄によって異なります。遮像性能の高いカーテンは、お部屋にプライバシーをもたらしますが、同時に閉鎖感を感じやすいこともあります。そこで、カーテンの選び方のポイントは、次のようになります。
- 遮像性能の高いカーテンは、外からの視線に気になるお部屋におすすめです。道路や隣家に面した窓が多いお部屋や、一階のお部屋などでは、遮像性能の高いカーテンを選ぶと、外からの視線を遮って、プライバシーを守ることができます。また、防犯の効果も期待できます。
- 遮像性能の低いカーテンは、外からの視線に気にならないお部屋におすすめです。公園や自然に面した窓が多いお部屋や、三階以上のお部屋などでは、遮像性能の低いカーテンを選ぶと、外の景色や季節を楽しむことができます。また、開放感や自然感も得られます。
UVカット
UV(紫外線)カットとは、カーテンが紫外線を通さない程度のことです。紫外線カットは、カーテンの生地や色によって異なります。UVカットの高い生地には特殊な繊維を使用しているものなどもあり、お部屋に涼しさや快適さをもたらしますが、同時に暗くなりやすいこともあります。そこで、カーテンの選び方のポイントは、次のようになります。
- UVカットの高いカーテンは、紫外線による日焼けに悩むお部屋におすすめです。南向きや西向きの窓が多いお部屋や高層マンションなど、日差しが強い地域のお部屋などでは、紫外線カットの高いカーテンを選ぶと、日中の紫外線を遮って、肌や家具の色あせを防ぐことができます。また、冷房の効果も高めることができます。
遮熱
遮熱カーテンの特徴は、以下のようにまとめられます。
- 遮熱カーテンとは、太陽の熱を反射・吸収・遮断する特殊な加工や素材を使ったカーテンのことです。窓からの熱の侵入を減らして室内の温度上昇を抑える効果があります。
- 遮熱カーテンは、冷房の効率を上げて省エネ・節電にも貢献します。遮熱カーテンは、紫外線をカットして日焼け・劣化・色あせを防ぐ効果もあります。
ミラー
ミラーカーテンの特徴は、以下のようにまとめられます。
- ミラーカーテンとは、カーテンの室外側に光沢糸を使用しているので光を反射して室内が見えないカーテンです。外が明るい時は室内は見えにくいですが、日が暮れて室内が明るくなり外が暗くなると室内が見えてしまうのがデメリットです。
- ミラー効果で光を反射するので遮熱の効果が期待できます。
防炎
防炎カーテンの特徴は、以下のようにまとめられます。
- 防炎カーテンとは、火に対する耐久力のあるカーテンのことです。防炎カーテンは、火がつきにくく、燃え広がりにくく、火が消えやすいという特徴を持っています。
- 防炎カーテンは、火災発生時に時間的余裕を得られるというメリットがあります。防炎カーテンは燃えにくい素材や加工を使って作られています。また後加工により防炎性能を付加することも可能ですが風合いが変化する可能性があります。
防炎カーテンは、消防法によって、以下のような場所で使用することが義務付けられています。
- 学校、病院、役所などの公共施設
- 百貨店、映画館、ホテルなど不特定多数の人が出入りする場所
- 高さ約31メートル以上(約11階建て以上)のマンションやビル
一般家庭においては、防炎カーテンの使用は義務ではありませんが、防火対策としておすすめです。
ウォッシャブル
ウォッシャブルカーテンの特徴は、以下のようにまとめられます。
- ウォッシャブルカーテンとは、家庭用の洗濯機で水洗いができるカーテンのことです。ウォッシャブルカーテンは、レースカーテンやドレープカーテンなど、厚さや素材に関係なく、洗濯をしても生地の縮みや色落ち、色あせを心配しなくても良いという特徴があります。
- ウォッシャブルカーテンの縮み率はタテ±1%以内、ヨコ±2%以内という基準をクリアしています。
洗濯による収縮率で考えるとサイズが小さいものなら縮みはほぼ感じませんが、カーテンは洋服と比べてるとサイズが大きいので1㎝単位で縮んでしまうと困りますね。ウォッシャブルカーテンでも、誤った洗濯方法で縮むことがありますので取り扱いには注意が必要です。
カーテン生地の素材で選ぶ
カーテン生地の素材とは、カーテンができている繊維の種類のことです。カーテン生地の素材には、ポリエステル、リネン、コットンなどがあります。それぞれの特徴と、おすすめのカーテンの選び方を見ていきましょう。
ポリエステル
ポリエステルとは、化学繊維の一種で、カーテンの中でも最も一般的な素材のことです。ポリエステルは、耐久性や防汚性、防縮性などの機能性が高いですが、同時に通気性や吸湿性が低いこともあります。そこで、カーテンの選び方のポイントは、次のようになります。
- ポリエステルは、色や柄の種類が豊富で色あせしにくいので、カーテンでお部屋の印象を決めることができます。明るい色や柄は、お部屋を華やかに見せる効果があります。暗い色や柄は、お部屋を引き締める効果があります。
- ポリエステルは色々な機能性を付加することができます。遮光性や遮熱性の高いポリエステルは、日中の眩しさや暑さを軽減できます。防炎性やウォッシャブル性の高いポリエステルは、火事や汚れのリスクを減らすことができます。
リネン
リネンとは、亜麻の繊維から作られた天然素材のカーテンのことです。リネンは、通気性や吸湿性が高く、自然な風合いがあるですが、同時にシワや縮みやすいこともあります。そこで、カーテンの選び方のポイントは、次のようになります。
- リネンの色や柄は、お部屋のインテリアや雰囲気に合わせて選びましょう。リネンは自然な風合いがあるので、カーテンでお部屋の印象を決めることができます。自然の色や柄は、お部屋をナチュラルに見せる効果があります。
- リネンは、通気性や吸湿性が高いので、カーテンで快適さを保つことができます。リネンは、日中の光を取り入れて、お部屋を明るくすることができます。
コットン
コットンとは、綿の繊維から作られた天然素材のカーテンのことです。コットンは、肌触りが良く、色や柄の種類が豊富ですが、同時にシワや縮みやすいこともあります。そこで、カーテンの選び方のポイントは、次のようになります。
- コットンは、色や柄の種類が豊富なので、カーテンでお部屋の印象を決めることができます。明るい色や柄は、お部屋を華やかに見せる効果があります。暗い色や柄は、お部屋を落ち着かせる効果があります。
- コットンは、肌触りが良いので、カーテンで快適さを保つことができます。コットンとポリエステルの混紡などもあり、両者のメリットを合わせたようなものもあります。
目的で窓装飾を選ぶ
カーテンの目的とは、カーテンを使って解決したい問題や達成したい効果のことです。カーテンの目的には、日当たりが良すぎる、外からの視線を遮る、紫外線カット、光を採り入れたいなどがあります。それぞれの目的と、おすすめのカーテンの選び方を見ていきましょう。
日当たりが良すぎる窓
日当たりが良すぎるとは、お部屋が眩しすぎたり暑すぎたりすることです。日当たりが良すぎる場合は、カーテンで光や熱を遮ることができます。そこで、カーテンやその他の窓装飾の選び方のポイントは、次のようになります。
- 日当たりが良すぎる場合は、遮熱効果の高い製品を選ぶことがおすすめです。カーテンなら遮熱性能の高いシアー生地や遮光性能の高い生地。
- おすすめなのはアルミを蒸着したロールスクルーン『シルバースクリーン』。メッシュ構造で眺望を確保しつつ、高い遮熱効果を発揮することで日当たりが良い高層マンションで採用されました。
- 木製ブラインドは熱伝導率が低いので遮熱効果が高く、スラットの角度を調節することで通風・採光もできます。ただし長期使用によるスラット自体のUVによる退色があります。
外からの視線を遮る
外からの視線を遮るとは、お部屋の中の様子を外から見られないようにすることです。外からの視線を遮る場合は、カーテンでプライバシーを守ることができます。そこで、カーテンの選び方のポイントは、次のようになります。
- 外からの視線を遮る場合は、日中はミラーカーテンが効果的です。光沢糸により光を反射することで室内が見えにくくなります。また遮像性の高いカーテンは、日中は光を取り入れながら視線を遮ることができます。
- プリーツスクリーンのツインスタイルなら、透けない生地と透ける生地を上下に配置することができます。上にシースルー生地を配置することで、上からの光は採り入れつつ、下は透けない生地で視線を遮ることができます。
- 調光ロールスクリーンは、透ける部分と透けない部分がボーダー状になっている生地が前後に配置されたロールスクリーンです。生地の重なり方で採光しつつ視線を遮ることができます。
カーテンには無限の可能性があります。余程の明確なイメージがない限りひとつに決めるのは難しいと思います。お部屋のフローリングや建具の色、壁紙の色やインテリアのテイスト、家具の配置やお部屋の用途などの条件を具体的にしてみるといいでしょう。カーテンは単純に生地を縫製したものから、色々なスタイルやデザインのご提案もできますのでお気軽にご相談ください。