カーテンのよくある失敗例【豆知識】

一般的にカーテンを選ぶ機会はそれほど多くはないと思います。新築や引っ越し、リフォームなど大きな環境の変化の時、今お使いのカーテンが古くなってしまい新調する場合。割合としてはあまり多くはないのですが模様替えでカーテンを替えるという方もいっらっしゃいます。また、失敗してしまったので買い替えという場合も。カーテン買うなら失敗は避けたいですよね?今回はよくあるカーテンの失敗例をご紹介します。

①採寸を間違えてしまう

窓にカーテンの長さを合わせたためにカーテンレール取り付け高さ分短い
窓にカーテンの長さを合わせたためにカーテンレール取り付け高さ分短い

カーテンは窓のサイズではなく、カーテンレールに準じます

窓サイズに合わせたら、カーテンを閉めた時に真ん中に隙間ができてしまった。レールは窓より長めに設置します。カーテンレールの長さに対してカーテンの幅は5%程度ゆとりを持ったサイズにします。

カーテンの丈については、掃き出し窓の場合はカーテンレールのランナーから床までを採寸し、マイナス1㎝にして床に着かないサイズにします。腰窓は通常はカーテンレールから窓枠下プラス15~20㎝ほど長めにすることが多いです。長めにする理由として、光漏れや空気の流入出を抑えるためです。これは、カーテンレールが設置されている場合です。カーテンレールがない場合は、カーテンレールの設置位置を考慮してカーテン丈を発注しますので、まずはカーテンレールをご確認ください。

他には、正確に測れてたのに記入する時に数字を間違えてしまった。幅と丈を逆にしてしまったという失敗はよくあります。

②レースが透けすぎて外から見えてしまう逆に外が見えなくて圧迫感がある

⇒カーテンを選ぶ時に、そのお部屋でどのように過ごしたいかを想像してみましょう。道路に近い窓で、外からの視線が気になるなら透けにくい生地を。外を眺めたいなら透け感のある生地を。ミラーレースは日が暮れて外が暗くなり、明るい室内が丸見えになるのでお気を付けください。

程よく外が感じられるくらいの方がいいという場合のレース

エアコンがあってカーテンレールがつけられない

エアコンは壁から5㎝離して設置するので、エアコンサイズ+5㎝+ゆとり分を考えてカーテンレールの長さを計画しています。先にレールを付けたら、エアコン設置で取付できないという事態は避けたい。

④洗濯機で洗ったら縮んでしまった

購入時に《ウォッシャブル》製品であることをご確認ください。お洗濯の際は洗濯機の手洗いやおしゃれ着洗いモードで。ネットをご使用ください。タンブラー乾燥は厳禁です。お洗濯したらカーテンレールに掛けて形を整えて自然乾燥してください。

⑤吹抜高所の開閉方法

手が届かない場所ならば操作方法を予め考えておきましょう。電動で操作するならコンセントのご用意を!高所はメンテナンスの方法も考慮してくださいね。

highwindow

高い所にあるロールスクリーンをチェーン操作すると、距離があるので強めに引っ張っるので負担がかかります。高所はコンセントを用意できれはリモコン操作できる電動式をおすすめします。

⑥最近多いスリット窓

スリット窓とは縦長の窓です。スタイリッシュということで最近多く採用されていますが、何を付けるか付けないか、どう取り付けるか?その場所に合わせた窓装飾を選びましょう。迷ったらプロに相談しましょう。

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