カーテンレールの取り付け位置を選ぶコツ!正面付けと天井付けのメリットとデメリット【豆知識】
カーテンレールを取り付けるときには、窓枠の上部や壁に取り付ける「正面付け」と、窓枠内や室内の天井に取り付ける「天井付け」の2種類があります。どちらの方法を選ぶかによって、カーテンの見た目や機能性が変わってきます。
では、正面付けと天井付けの違いは何でしょうか?それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。
正面付けと天井付けのメリットとデメリット
どちらの取り付け方法を選ぶかは、それぞれのメリットとデメリットを比較検討して、自分のニーズに合った方を選ぶのがおすすめです。
取り付け方法イメージ
取り付け方法 | メリット | デメリット |
正面付け | ・カーテンレールの種類が豊富 ・光漏れを防ぐことができる ・窓を大きく見せる効果がある | ・カーテンレールの種類が豊富 ・光漏れを防ぐことができる ・窓を大きく見せる効果がある |
天井付け | ・カーテンレールが目立たない ・窓周りをすっきりさせることができる ・天井の高さを活かすことができる窓に合わせて作る | ・カーテンレールの種類が限られる ・光漏れが発生しやすい ・天井に下地がない場合は取り付けが難しい |
正面付け3つのメリット
正面付けは、窓枠の上部や壁にカーテンレールを取り付ける方法です。この方法のメリットは、以下の3つです。閉めた時に窓が覆われることになります。
- カーテンレール可能な種類が豊富です。カーテンレールの形や色、素材、デザインなど、自分の好みやインテリアに合わせて選ぶことができます。また、カーテンレールに合わせてカーテンフックやカーテンタッセルなどの小物も楽しむことができます。
- 光漏れを防ぐことができます。カーテンレールを窓枠よりも外側に取り付けることで、カーテンが窓全体を覆うようになります。これにより、窓の隙間から光が漏れるのを防ぐことができます。特に、寝室やリビングなど、暗くしたい部屋にはおすすめです。
- 窓を大きく見せる効果があります。カーテンレールを窓枠よりも高く取り付けることで、窓の高さを高く見せることができます。また、カーテンレールを窓枠よりも幅広く取り付けることで、窓の幅を広く見せることができます。これにより、部屋全体が広く明るく感じられます。
正面付け3つのデメリット
- カーテンレールが目立ちます。カーテンレールが窓枠や壁に露出するため、カーテンレール自体がインテリアの一部となります。そのため、カーテンレールの見た目にこだわる必要があります。また、カーテンレールが汚れたり傷ついたりすると、目につきやすくなります。
- 窓枠の形やサイズに合わせる必要があります。カーテンレールを窓枠や壁に取り付けるため、窓枠の形やサイズに合わせてカーテンレールをカットしたり、曲げたりする必要があります。特に、窓枠が曲線や角度がついている場合は、カーテンレールの取り付けが難しくなります。
- 壁に穴を開ける必要があります。カーテンレールを壁に取り付けるため、壁に穴を開ける必要があります。これは、壁の素材や下地によってはできない場合や、賃貸物件の場合は許可が必要な場合があります。また、カーテンレールを取り外すときには、壁の穴を埋めたり、塗装したりする必要があります。
天井付け3つのメリット
天井付けは、カーテンレールを天井に取り付ける方法です。この方法のメリットは、以下の3つです
- カーテンレールが目立ちません。カーテンレールが天井に隠れるため、カーテンレール自体がインテリアの邪魔になりません。そのため、カーテンレールの見た目にこだわらなくても大丈夫です。また、カーテンレールが汚れたり傷ついたりしても、気になりません。
- 窓周りをすっきりさせることができます。カーテンレールを窓枠内や室内の天井に取り付けることで、窓周りの空間を有効に使うことができます。これにより、窓周りに家具や小物を置くことができます。特に、窓が小さい場合や、窓の近くに壁がある場合にはおすすめです。
- 天井の高さを活かすことができます。カーテンレールを天井に取り付けることで、カーテンが天井から床までの長さになります。これにより、部屋の天井の高さを感じられます。また、カーテンが長くなることで、カーテンのドレープ感や豪華さが増します。
天井付け4つのデメリット
- カーテンレールの種類が限られます。カーテンレールを天井に取り付けるため、カーテンレールの形や色、素材、デザインなど、選択肢が少なくなります。また、カーテンレールに合わせてカーテンフックやカーテンタッセルなどの小物も使えない場合があります。
- 窓枠内付けは光漏れが発生しやすいです。カーテンレールを窓枠内に取り付けることで、カーテンが窓全体を覆わないようになります。これにより、窓の隙間から光が漏れるのを防げない場合があります。特に、寝室やリビングなど、暗くしたい部屋には不向きです。
- 天井に付ける場合は、下地がない場合は取り付けできません。また、天井に穴を開ける必要がありますが、これは、天井の素材や下地によってはできない場合や、賃貸物件の場合は許可が必要な場合があります。
- 天井付けの場合は、カーテンの丈が長くなる分価格も高くなります。
お気軽にご相談ください
ヴェスタショップではカーテンに関するご相談を承っております。カーテン選びにお悩みならお気軽にご相談ください。
まとめとおすすめの取り付け方法
カーテンレールの取り付け位置には、正面付けと天井付けの2種類があります。どちらの方法を選ぶかによって、カーテンの見た目や機能性が変わってきます。
正面付けは、カーテンレールの種類が豊富で、光漏れを防ぐことができるメリットがあります。また、窓を大きく見せる効果があります。しかし、カーテンレールが目立つことや、窓枠の形やサイズに合わせる必要があること、壁に穴を開ける必要があることがデメリットです。
天井付けは、カーテンレールが目立たないことや、窓周りをすっきりさせることができるメリットがあります。また、天井の高さを活かすことができます。しかし、カーテンレールの種類が限られることや、光漏れが発生しやすいこと、天井に下地がない場合は取り付けが難しいことがデメリットです。
おすすめの取り付け方法は、以下のようになります
- 装飾カーテンレールを選びたい、暗くしたい部屋には正面付けを選ぶ
- カーテンレールの見た目にこだわらない場合や、窓周りに家具や小物を置きたい場合には天井付けを選ぶ
- 窓が小さい場合や、窓の近くに壁がある場合には天井付けを選ぶ
カーテンレールの取り付け位置は、カーテンの印象を大きく左右する要素です。自分の好みや部屋の雰囲気に合わせて、最適な方法を選んでください。
装飾カーテンレールは正面付け
カーテンレールの場合、装飾カーテンレールは正面付けになります。そもそも装飾カーテンレールは見せるタイプなので窓の上に取り付けします。機能性カーテンレールも通常は正面付けが多いです。窓枠内の上5㎝程度上のカーテンレール用の木下地があるところにビスを打つことになります。装飾カーテンレールで窓枠のもっと上に取り付けしたい場合は予め取り付けしたいところに木下地を用意してもらう必要があります。
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正面付けと天井付けの併用パターン
正面と枠内にカーテン
カーテンレールの場合、通常は正面付けでドレープとレースの二重吊りにする場合はレールが2本を壁面に付けますが、クローゼットの扉などに干渉する場合などはドレープの1本を正面付けに、レースの1本を枠内天井付けにするという方法もあります。1本正面付けの方が出幅が少ないので干渉をかわすことができます。
正面付けカーテンと枠内付けのメカ
メカ物を枠内天井付けにして、正面にカーテンを取り付けするということもあります。
正面付けのメカと枠内付けのカーテン
正面にシェードを取り付けして、枠内にレースカーテンを取り付けするというパターンもあります。
カーテンレールはカーテンを掛ける重要なアイテムです。デザインはもちろんですが、使い勝手や取り付け可能がどうかなど検討することが色々ありますので、迷ったらヴェスタショップにお問い合わせください。経験豊富なスタッフがお手伝いいたします。