カーテンかブラインドか?後悔しない窓まわりの選び方【窓コラム】

お客様からよく「カーテンとブラインド、どちらがいいか迷っていて…」というご相談が寄せられます。

確かに、ロールスクリーンやブラインドといった**メカ物(機械式の窓装飾)**は、すっきりとしたデザインでおしゃれ。ですが実は、「長く快適に使いたい」「お手入れしやすいものがいい」とお考えの方には、カーテンという選択肢が安心な場合もあるんです。

今回は、カーテンとメカ物それぞれの特徴や選び方のポイントを、実際の事例を交えてご紹介します。

お気軽にご相談ください

ヴェスタショップにはカーテン・ブラインド等メカ製品合わせ1000点以上の展示がございます。特にメカ製品は様々な製品を展示していますので実際に体験いただますのでお気軽にご来店ください。もちろんお見積りは無料です。

カーテンとメカ物の違いとは?

シンプルな安心感か、スマートな機能性か

まず、窓まわりの装飾には大きく分けて2つのタイプがあります。

「カーテン」は縫製による柔らかな窓装飾

カーテンは布地を縫製して作られ、開閉は手で行います。操作がシンプルで、壊れにくくメンテナンスもしやすいのが大きな特長です。

カーテンは季節によって掛け替えもできる

「メカ物」は機械で操作するスマートな装飾

一方のメカ物とは、ブラインドやロールスクリーンなど、チェーンやコードを使って開閉・昇降するアイテム。スタイリッシュで省スペースな見た目が人気ですが、操作部に機構があるため、故障や部品劣化のリスクもあります。

代表的なメカ物の種類

  • ロールスクリーン:巻き上げて収納するシンプル構造。操作も簡単で人気です。
  • ブラインド(アルミ・木製):スラット(羽根)を回転させて調光できるタイプ。
  • プリーツスクリーン:和モダンな空間にも合う、蛇腹のような形状。
  • バーチカルブラインド:縦型のスラットが特徴。モダンな印象を与えます。
バーチカルブラインドは人気があります

最近人気のメカ物。その理由とは?

メカ物の人気は、住宅の設計トレンドとも深く関係しています。

例えば、近年増えているワイドサッシやハイサッシ(天井に届く大きな窓)には、スッキリとした縦のラインが映えるバーチカルブラインドがよく採用されます。

また、幅が狭く縦に長いスリット窓には、10cm幅からオーダーできるロールスクリーンやブラインドがぴったり。省スペース性とスタイリッシュさが選ばれる理由です。

小さな窓の枠内にロールスクリーン

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ヴェスタショップでは、おすすめのカーテンを展示しております。是非お気軽にご相談ください。お見積りは無料です。

ロールスクリーンは“間仕切り”にも便利

メカ物の中でも、特に用途が広いのがロールスクリーンです。窓まわりだけでなく、以下のような間仕切りや目隠しとしても使われています。

  • リビング階段の間仕切り:リビング階段は見た目が開放的ですが、空気が逃げやすく冷暖房の効率が落ちがち。そこで、ロールスクリーンで階段を仕切るご相談をよくいただきます。
  • 玄関収納やシューズクロークの目隠し:扉を付けずにロールスクリーンで隠すことで、出入りしやすく、見た目もすっきりします。

さらに、テンションポールを使って、デザイン性のある生地でハトメカーテンを取り付けるなど、メカ物にとらわれない柔軟なアイデアも喜ばれています。

階段を通して空気の流入出が冷暖房効率を下げることがある
ロールスクリーンで物置きを目隠し

メカ物の“見えにくいリスク”とは?

スタイリッシュで高機能なメカ物ですが、長期使用にあたっては注意したい点もあります。

1. メカ部分の故障リスク

ロールスクリーンやブラインドなどの可動部分には、メーカー保証が3年程度付いていることが多いですが、使用頻度や日当たりによってはそれ以前に不具合が出る場合も。

2. スクリーン生地部は全期間対象外

いずれのメーカーも、通常使用下でのメカ部品故障には3年間無償修理を実施しますが、スクリーン生地の経年劣化や汚れは保証対象外です。コード類などの消耗品は1年間保証期間となります。保証適用には「取扱説明書に沿った正常使用」が前提となり、誤った使い方や改造や天災による損傷は有償修理となります。

3. 修理部品の入手が難しいことも

10年程度であれば部品が残っていることが多いですが、長期的に見ると部品の供給が終了しているケースも。その際は製品ごと交換せざるを得ません。

4. 高所設置のメンテナンス負担

吹き抜けなどの高所に設置したメカ物が故障した場合、足場を組んでの作業が必要になるケースがあり、予想外のコストがかかることも。

メカ製品はシンプルでスタイリッシュですが、長期間使用したものが故障して修理で対応できる場合と、故障の内容によっては買い替えをおすすめする場合があります。(修理して操作できるようになったとしても、また故障する可能性が高い場合など)修理には、部品代と人件費も発生するのでトータルでかかる費用も考慮しましょう。

カーテンは「長く、ラクに使える」

カーテンなら簡単に掛け替えができるので模様替えにもおすすめ

こうしたメカ物のリスクを踏まえ、ヴェスタショップでは状況に応じてカーテンをおすすめすることもあります。

カーテンのメリット

  • 構造がシンプルで、壊れにくい
  • 洗える素材も多く、清潔を保ちやすい
  • パーツが少ないため、長年使ってもトラブルが少ない
  • 模様替えや季節の変化に合わせて気軽に交換できる

取り付け場所が高所であっても、フックでの取り外しが可能でメンテナンスも容易。安心して長くお使いいただけるのがカーテンの魅力です。

あなたにぴったりの窓まわりを見つけるために

とはいえ、カーテンが正解というわけではありません。お部屋の使い方、光の入り方、好みのテイスト…人それぞれに最適なスタイルは異なります。

ヴェスタショップでは、実物を見て・触れて・比較しながら、メリット・デメリットを丁寧にご説明しています。プロの視点で、長く快適に暮らせる窓まわり選びをお手伝いします。

ご予約制ショールームでゆっくりご相談いただけます

ヴェスタショップは完全予約制のショールームです。お客様だけの時間と空間で、じっくりとご相談いただけます。

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「カーテンにしようか、ロールスクリーンにしようか」迷ったら、まずはお気軽にご相談ください。

カーテンもメカ物も、それぞれに魅力があります

大切なのは、「自分たちの暮らしに何が一番合っているか」を見極めること。ヴェスタショップがそのお手伝いをいたします。