シャビーシックの魅力とは?【窓コラム】

「シャビーシック」というインテリアスタイルが大人の女性に人気です。シャビーとは、もともとは「着古した」「みずぼらしい」などのネガティブな意味ですが、シャビーシックというと「古いけどシックな」といったポジティブな意味になります。具体的にどんなスタイルかといいますと、例えば使い込まれた家具やインテリアで塗装が少し剥げたりしつつ、古いけど上質感や味があるという感じです。日本では古いものを使い続けるという習慣はずいぶん少なくなりましたが、欧米ではもともと古くなった家やインテリアをリペアして使うことが多いのです。日本のインテリアに合わせる場合、新しい住宅に古い家具を合わせるのは少し難しいかもしれません。ポイントとして、重厚すぎないアンティーク調インテリアをペールトーンのカラーでまとめるといいと思います。古いものを使い続けるという生き方って素敵ですね。

シャビーシックインテリアの魅力とは?

シャビーシックインテリアの魅力は、何といってもその落ち着いた上品さとエレガンスです。シャビーシックは、古いものや傷んだものを使うことで、新品のものでは出せない味わいや温かみを感じさせます。また、シャビーシックは、大人の女性らしい雰囲気を演出します。シャビーシックは、フランスの田舎風やイギリスのカントリー風など、ヨーロッパの伝統的なインテリアに影響を受けています。そのため、シャビーシックは、優雅でロマンチックなインテリアに仕上がります。さらに、シャビーシックは、明るく柔らかな印象を与えます。シャビーシックは、ホワイトやクリーム色などの淡い色をメインにした配色をします。また、レースやフリルなどのふんわりとした素材を使います。そのため、シャビーシックは、明るく開放的でやさしい雰囲気のインテリアになります。

シャビーシック、アンティーク、ヴィンテージの違いとは?

家具の塗装が使い込んだ味わいを出しています
家具の塗装が使い込んだ味わいを出しています

シャビーシックは、アンティークやヴィンテージとよく混同されますが、実は違いがあります。アンティークとは、100年以上前に作られたものを指します。アンティークは、歴史的な価値や芸術的な価値が高く、高級感や格式を感じさせます。ヴィンテージとは、20年から100年前に作られたものを指します。ヴィンテージは、時代の流行や文化を反映したもので、レトロ感や個性を感じさせます。シャビーシックとは、古くて傷んだものや色あせたものを使って、上品でエレガントなインテリアを作るスタイルのことです。シャビーシックは、アンティークやヴィンテージのものを使うこともありますが、必ずしもそうではありません。シャビーシックは、新品のものをわざと古く見せたり、傷をつけたりすることもあります。シャビーシックは、古いものや傷んだものの魅力を引き出すことが重要です。

シャビーシックインテリアの特徴とは?

シャビーシックインテリアの特徴は、以下のようにまとめることができます。

  • 家具の素材は木とファブリックを組み合わせる
  • ホワイトやクリーム色をメインにした配色とくすんだカラーの使用
  • 丸みや曲線のある家具を上手に配置

落ち着いた上品さとエレガンスを表現

シャビーシックインテリアの家具の素材は、木とファブリックを組み合わせるのが基本です。木は、天然の素材であることから、温かみや味わいを感じさせます。また、木は、色や形が多様であることから、インテリアに変化やアクセントをつけることができます。ファブリックは、レースやリネンなどのふんわりとした素材を選ぶと、柔らかさや優しさを感じさせます。また、ファブリックは、フリルや刺繍などの装飾を施すと、華やかさやエレガンスを感じさせます。木とファブリックを組み合わせることで、シャビーシックインテリアは、落ち着いた上品さとエレガンスを表現します。

装飾としてのマントルピースはシャビーシックを効果的に演出します
装飾としてのマントルピースはシャビーシックを効果的に演出します

大人の女性らしい雰囲気を演出

シャビーシックインテリアの配色は、ホワイトやクリーム色をメインにします。ホワイトやクリーム色は、清潔感や爽やかさを感じさせます。また、ホワイトやクリーム色は、光を反射して明るく見せる効果があります。ホワイトやクリーム色の他に、くすんだピンクやブルーなどのパステルカラーを使うと、優しさや可愛らしさを感じさせます。また、くすんだグリーンやベージュなどのナチュラルカラーを使うと、落ち着きや自然さを感じさせます。ホワイトやクリーム色をメインにした配色とくすんだカラーの使用によって、シャビーシックインテリアは、大人の女性らしい雰囲気を演出します。

明るく柔らかな印象を与える

シャビーシックインテリアの家具の形は、丸みや曲線のあるものを選ぶと良いでしょう。丸みや曲線のある家具は、角がないことから、優しさややさしさを感じさせます。また、丸みや曲線のある家具は、空間に動きや流れを作ることから、活気やリズムを感じさせます。丸みや曲線のある家具を上手に配置することで、シャビーシックインテリアは、明るく柔らかな印象を与えます。

ウィンドウトリートメントで作るシャビーシックインテリア

まさにシャビーシックなインテリア
まさにシャビーシックなインテリア

シャビーシックにするならホワイトのフレンチテイストで、ホワイトのアイアンベッドフレーム。 カーテンは、淡いベースカラーにジャガード織で小花柄を、エレガンステイストに表現しています。 シャンデリアはアイアンで有機的なデザイン。

ポイントはアンティーク仕上げの木製ブラインド
ポイントはアンティーク仕上げの木製ブラインド

こちらはアンティーク調仕上げの木製ブラインドと、リネン調のカーテンをアンティーク調カーテンレールと合わせたシャビーシックなウィンドウスタイルです。カーテンの長さは、長めにして床に触れるようにすると良いでしょう。長めのカーテンは、窓を大きく見せることで、開放感や豪華さを感じさせます。また、長めのカーテンは、床に触れることで、落ち着きや安定感を感じさせます。長めのカーテンは、窓からの風とも相まって、ゆらゆらと揺れることで、ロマンチックな雰囲気を作ります。

エレガントな花柄のジャガード織カーテン。 アンティークなミラーとコンソールテーブルがシャビーシックな雰囲気を演出しています。

ブルー系でまとめたシャビーシック
ブルー系でまとめたシャビーシック

装飾を施したスモーキーブルーの扉と石張りの床が、フランスの片田舎っぽさを出した空間の演出。

ブルー&ホワイトのカジュアルなシャビーシック
ブルー&ホワイトのカジュアルなシャビーシック