バランススタイルのご紹介【窓コラム】
先日ヴェスタ・ショップで過去に展示していたバランスライクスタイルをご紹介いたします。
カーテンの上部を装う上飾りをトップトリートメントといいます。トップトリートメントには、バランスとコーニスの2種類があります。バランスはファブリックスを仕立てたもので比較的柔らかい印象の装飾になります。コーニスは箱型の板や芯地を用いて平面的に仕上げた装飾です。通常バランスを設置する場合はバランスレールが必要になります。バランスレールには面ファスナー(マジックテープ)のオスが貼ってあります。ファブリックスのバランスには面ファスナーのメスをつけることでレールに取り付けするします。しかし、そもそもバランスレールがないとなるとバランスは付けられません。そこで考案したのが装飾カーテンレールの前にショート丈のバランスにカーテン芯地をつけたものを前のレールに取り付けます。後ろのレールには通常の両開きカーテンを取り付けます。レースは窓枠内に天付けで機能性レールを取り付けてそこに引っ掛けます。ヴェスタショップ考案の簡易型バランススタイルです。
通常のバランスレール+フラットバランス
こちらはバランスレールにフラットのバランスをマジックテープで取り付けたシンプルなスタイル。バランスは無地のイエローで同じ生地でタッセルを作っています。カーテンはMANASの点と線 模様製作所のフォレスト1です。裾を無地のブルーで切り替えしています。キッズコーナーなので楽しい感じにしてみました。
オリジナルバランススタイル1
こちらはタチカワブラインドのプロヴァンスという装飾カーテンレールを使用しています。通常は厚手カーテンを掛ける手前のレールにショート丈(40㎝)の逆箱ヒダのカーテンを掛けています。ショート丈のカーテンは固定です。開け閉めはしません。
後ろのレール(通常はレースをかけますが)に厚手カーテンを掛けます。こちらは開閉します。レースは後ろに枠があって(展示では見えていませんが)枠内に取り付けています。前にダブルの装飾カーテンレールを正面付けにして、後ろの枠内に機能性レールがあります。ということです。
ショート丈のカーテンの裾にはトリムを付けています。トリムとはカーテンやクッションに取り付ける飾りのことです。色・サイズ・デザインは色々あります。カーテンに取り付けることでオリジナルなカーテンになります。
オリジナルスタイル2
こちらは一見上の写真と似ていますが、カーテンと共生地のバランスを縫い合わせて一体化しています。こちらは開閉ができます。 後ろのレールにレースを掛けています。バランス部分の裾にポンポンフリンジを付けることで上部が一体化して見えるようにしました。上部のバランス的な部分の生地を変えることもできます。無地と柄などの組み合わせにしてもいいと思います。