東京エディション虎ノ門【エトセトラ】

2020年10月に開業した東京エディション虎ノ門。コンセプトは“EAST MEETS WEST”という五感で感じる東西文化を、ただ融合させるのではなく、エレガントで独創的なインテリアの中に体感できるよう創造しているそう。最近のホテルはコンセプトによって独自性をアピールする傾向があります。こちらのホテルはターゲット層にヤングエグゼクティブや感度の高い若者たちを対にしています。これまでの高級ホテルではプライバシーを重視したサービスを提供することが多かったのですが、近年ではこのプライバシー重視とは違った“ロビーソーシャライジング”が提唱されているとのことで、自己を開放して、互いに交流し、楽しみ高め合うというコンセプトが新しく提唱されているらしいです。こちらは隈研吾氏がデザインを担当していることでも話題となっています。

ロビー前のウェイティングスペース
植物は南国を感じます
エレベーターホールもシンプルです
木の扱いもホテルでは珍しいオイル塗装

コンセプトが新しいと書きましたが、アメニティも環境への配慮によりプラスチックを極力使わないために歯ブラシや櫛なども竹製だったり、ミネラルウォーターも紙パックで提供されています。客室のインテリアは海外からのお客様が想像する『ジャパンディ』をそのまま表情していると言っていいでしょう。最新の設備、部屋と洗面スペースを縦格子で緩やかに間仕切りした雰囲気なども和のエッセンスを感じるのではないでしょうか。

シンプルなので質感が際立つジャパンディスタイル
左の縦格子は洗面スペース
ベッドの上のブランケットの攻めたディスプレイ
正解だと思うけど正直わからなかった
遮光裏地カーテン・レースカーテンはウェーブスタイル+電動カーテンレール
シンプルな洗面スペース
このバスマットの置き方初めて見た
ミネラルウォーターは紙パックで日本茶と鉄瓶がいかにもジャパンっぽい