遮熱カーテンで暑さ対策・UVカットで日焼け対策【豆知識】

日差したっぷりのリビング

夏の暑さは住宅の開口部から70%以上入る熱にある

日本の夏は年々その厳しさを増しています。かつては心地よい風が吹き抜ける季節だった夏も、今では連日続く猛暑日が当たり前となり、気温は35度を超えることも珍しくありません。夜になっても気温が下がらず、涼しさを感じることが難しくなっています。この変化は、地球温暖化の影響を強く感じさせ、私たちの生活や健康に大きな影響を及ぼしています。

吉田兼好による『徒然草』で、「家のつくりやうは夏を旨とすべし」という言葉が示すように、日本の伝統的な住まいは夏の暑さをしのぐ工夫が施されています。しかし、近年の異常な暑さは、これまでの知恵や工夫だけでは対応しきれないほどの厳しさを持っています。私たちは新たな対策を講じる必要があります。

暑さは窓(開口部)から73%も入ってくる!

カーテンを上手に選んで室内での「熱中症対策」に

熱中症というと、炎天下の屋外でなるイメージが強いですが、実は室内で起こる熱中症の方が圧倒的に多いことをご存知ですか?統計によると、熱中症の発症場所の約40%が住宅などの居住場所だそうです。これは、室温が思っている以上に高くなっていたり、湿度が高かったりすることが原因です。窓から侵入する熱を防ぐ手段として、遮熱カーテンがあります。

家で熱中症にならないように遮熱カーテンで対策を

遮熱カーテンお気軽にご相談ください

暑さ対策・省エネ対策に遮熱カーテンをお探しならヴェスタショップにご相談ください。プロが無料でアドバイスします。もちろんお見積りは無料です。

遮熱カーテンの定義

日本インテリア協会では、インテリアファブリックス製品の機能に関する表示の適正化のため、日本インテリア協会の定める判定基準を満たした製品にNIF機能性表示マークを表示することができます。機能性表示マークには、遮光・防炎・制電・ウォッシャブル・はっ水・遮熱・UVカットがあります。
遮熱マークの表示基準は、一般のシアーカーテンと比較して、節電対策上の相対的効果が認められ、窓に何も付けていない25%以上の遮熱効果が認められた製品に表示されます。 平たく説明すると、定められた試験でレースがない場合よりも25%以上の遮熱効果が認められるシアーカーテンに遮熱マークが表示されています。

実は『遮熱』表示取得は一般的なレースにおいて、それほど厳しい基準ではありません。カーテンがない場合よりも25%以上の遮熱効果があるシアーには一律同じ表示がされています。これは、25%以上の遮熱効果があれば25%でも50%でも同じ表示なのです。

遮熱を実現する糸レベルの加工「涼しや®」

「涼しや®SUZUSHIYA®」は人体に影響のない特殊な金属酸化物を封入したポリエステル繊維です。金属酸化物により、太陽の熱を反射し、室内温度の上昇を抑える遮熱効果を発揮します。涼しや®は帝人フロンティア株式会社の登録商標で、多くのメーカーの遮熱カーテンに採用されています。ちなみに、遮熱効果はもちろんUVカット効果もあります。

遮熱率が50%と高い『超遮熱レース』

室外からの熱を50%カットしてくれる超遮熱

遮熱レースは、レースがない状態より25%以上の遮熱効果があるレースですが生地によってはもっと遮熱効果の高いものがあります。たくさんある遮熱レースから遮熱効果がより高い商品は?と考えました。メーカーによっては、高い遮熱効果がある商品の品番を公開しているものがあります。とにかく遮熱効果があるレースを探している方におすすめの商品をピックアップしました。

遮熱効果25%と50%だと室内温度がこんなに違う?

アスワン:超遮熱レース(C2209・C2210)

アスワンの超遮熱レースは遮熱効果50%以上です。実際に、窓に設置したらカーテン自体が他のレースと比べても触ってみると熱さが弱いと感じました。こちらも涼しやNEO®を使用しています。また、こちらはUVカットも80%以上となっています。

50%以上の遮熱効果がある:高遮熱レース・C2209

遮熱率50%・UVカット率80%以上:高遮熱レース・C2210

規則的に変化するグラデーションをワイドスパンの窓に映える125㎜ルーバーで表現したモダンなパターン。ジャガード生地の繊細な織りで表現した幾何学模様は、モダンで洗練された空間におすすめ。A8971ミッドナイトブルーとA8972ミッドナイトブラックには、ブラックのヘッドレールがおすすめです。

熱中症も怖いけど紫外線も気になる

熱中症も怖いのですが、紫外線も気になります。テレワーク時や休みの日など、家で過ごす時間に知らず知らずのうちに紫外線を浴びているということがあります。外出しない在宅時は、メイクや日焼け止めをしていないということもありますよね?ちょっとした油断で紫外線を浴びてしまうことも…。また、家具やフローリングを劣化させるほど強烈な紫外線。家具やフローリングにダメージを与える主な理由は、長期的にUV光を浴びることで、材料の化学構造を破壊するからです。具体的には、以下のような影響があります。

紫外線の影響とは?

  1. 色あせ: UV光は木材や布地の色素を分解し、色あせを引き起こします。これにより、家具やフローリングの見た目が劣化します。
  2. 素材の劣化: 木材やプラスチックなどの素材は、UV光にさらされると分解しやすくなります。これにより、素材が脆くなり、割れやすくなります。
  3. 表面の損傷: UV光は塗装や仕上げ材を劣化させ、表面が剥がれたり、ひび割れたりする原因となります。

紫外線を防ぐためには、とにかくUVカットをすることです。窓からの紫外線を防ぐには、UVカット率の高いカーテンが大変有効なのです。

紫外線をカットするUVカットカーテン

日本インテリア協会の定める判定基準を満たしたUVカット表示は、紫外線のカット率が70%以上に表示されます。これは何もない状態と比較して70%UVカット率で、特殊な糸や織り方・編み方の相乗効果によってUVカット率がアップします。

日当たりの良い窓際で紫外線をあび続けているとフローリングが劣化してしまいます

遮熱カーテンお気軽にご相談ください

暑さ対策・省エネ対策に遮熱カーテンをお探しならヴェスタショップにご相談ください。プロが無料でアドバイスします。もちろんお見積りは無料です。

UVカットランクで選ぶおすすめ商品

アスワン:超遮熱レース(C2209・C2210)

アスワンの超遮熱レースは、遮熱率50%・UVカット率80%以上とハイスペックなレースなのです。家の中での日焼けをできるだけ避けたい。暑さ対策・省エネ対策したいというなら、レースを超遮熱レースをおすすめします。レースを取替えるだけなので、ランニングコストもかかりません。

50%以上の遮熱効果がある:高遮熱レース・C2209
遮熱率50%・UVカット率80%以上:高遮熱レース・C2210

リリカラ:遮熱・UVカットカーテン

実は、リリカラにもハイスペックな高遮熱&高UVカットのレースがあります。

LS63499:遮熱率52.2%・UVカット率94.6%。もし、暑さ対策・省エネ対策・紫外線対策を本気で考えているならこちらはお勧めです。ただし、高密度生地なので、透け感はありません。光は通しますが、外はほぼ見えませんので、もしかしたら圧迫感を感じるかもしれません。一番暑い時期に、日当たりが良すぎる窓という環境におすすめです。

LS63499

LS63501:遮熱率37.8%・UVカット率91.6% LS63502:遮熱率44%・UVカット率86.5%

LS63501:涼しや・防炎・防汚・ウォッシャブル

LS63506:遮熱率41.4%・UVカット率90.5%

LS63506:麻調の糸とステッチの様なストライプがナチュラルインテリアにおすすめ

LS63507:遮熱率38.1%・UVカット率90.3%

LS63507:変色しにくい超耐光と消臭効果もある、多機能の遮熱ミラーレース