人気のバーチカルブラインド｜メリットとデメリット【豆知識】

窓周りのインテリアとして人気を集めているバーチカルブラインド。スタイリッシュなデザインや機能性に魅力を感じる一方で、デメリットも気になるところです。今回は、バーチカルブラインドのメリット・デメリットを徹底解説し、後悔しない選び方を紹介します。

バーチカルブラインドの特徴とは？その魅力を探る

バーチカルブラインドとは、縦方向にルーバー（羽根）が並んだブラインドのことです。ルーバーの角度を調整することで、採光や通気を自由にコントロールできます。また、大きな窓や掃き出し窓にも対応できるため、リビングなどの広い空間にもおすすめです。

バーチカルブラインドを選んで後悔しない方法

バーチカルブラインドは、採光や通気を自由にコントロールできるスタイリッシュな窓周りアイテムです。しかし、選び方を間違えると後悔することも。メリット・デメリットをしっかりと理解し、設置する窓や空間に合った製品を選びましょう。

バーチカルブラインドのメリットとは？

スタイリッシュなデザインでお部屋を演出

バーチカルブラインドは、縦のラインが強調されたスタイリッシュなデザインが魅力です。お部屋を広く見せる効果や、モダンな雰囲気を演出する効果が期待できます。

外からの出入りがスムーズになる

スラットを左右に開閉できるため、掃き出し窓などからの出入りがスムーズになります。両開きにすれば、中央からの出入りも可能です。

お部屋に広がる開放感

バーチカルブラインドのルーバーの垂直ラインは、天井に取り付けることでタテのラインが際立ち、天井が高く感じられます。また、ルーバーの角度を調整することで、広々とした開放感のある空間を作り出すことができます。大きな窓に取り付けることで、さらに一層開放的な雰囲気を楽しむことができるでしょう。

ほこりがたまりにくい

ルーバーが垂直になっているため、ほこりがたまりにくいのも嬉しいポイントです。お手入れも比較的簡単なので、清潔な状態を保てます。

バーチカルブラインドのデメリットとは？

風でスラットが揺れやすいことに注意

軽い素材のルーバーは、窓を開けている際に風で揺れやすいというデメリットがあります。バーチカルブラインドはボトムコードという下部でルーバーを連結するコード付きが標準仕様となっています。オプションでボトムコードなしも選べますが、窓を開けて過ごすことが多い場合は標準仕様のボトムコード付きがおすすめです。

ボトムコードは、スラットのバラつきを制御して、均等なピッチをキープします。

他人の視線が気になる場合も

ルーバーの角度によっては、外から室内が見えてしまう場合があります。プライバシーを重視する場合は、レースカーテンと併用したり、レース生地とドレープ生地を交互に取り付けるタイプの製品もございます。

子どもやペットが遊びやすいリスクも

ルーバーを触ったり、引っ張ったりできるので子どもやペットが遊びやすく、ルーバーが破損する可能性があります。また、裾にとりつけるボトムコードに足を引っ搔けてしまう危険性がありますので、お子様やペットがいる場合はボトムコードがないタイプをおすすめします。

製品タイプによっては高価格なタイプがある

バーチカルブラインドは、他のメカ製品よりも価格が高い傾向があります。また、生地のグレードや製品タイプによって価格帯が大きく異なります。ドレープ生地だけのものに対して、レース生地とドレープ生地を両方取付られるタイプは高価になります。製品の特性をご利用いただいた上でお選びください。

ニチベイのバックレーススタイルは、ドレープ生地とレース生地の2種類のルーバーが交互に設置されており、ドレープ生地を閉じた時にレース生地が見えないスッキリしたスタイルです。バックレーススタイルは、ボトムコードなし仕様のみです。

バーチカルブラインドを選ぶ際の後悔しないポイント

設置場所や窓のサイズを考慮する

• バーチカルブラインドは、大きな窓や掃き出し窓に適していますが、設置場所や窓のサイズによって適した製品が異なります。
• 設置箇所には、下地があることが必須条件になります。バーチカルブラインドは重量があり、更に製品サイズが大きければ大きいほど荷重がかかりますので、落下事故を防ぐためにも安全に設置できる環境が必要です。
• 窓のサイズを正確に測り、設置場所の環境（日当たり、風の強さなど）を考慮して製品を選びましょう。また、製品部材に長期的に紫外線が当たる場合は、劣化する場合があります。メンテナンスには別途費用が発生します。
• 開閉時のルーバーの動きや、たたみ代（ルーバーを寄せた時の幅）も考慮する必要があります。

ルーバーの素材や色を選ぶ

• ルーバーの素材によって、耐久性や質感、メンテナンス性が異なります。
• ポリエステル、アルミ、木製など、様々な素材がありますので、設置場所や好みに合わせて選びましょう。
• 色も、部屋の雰囲気やインテリアに合わせて選ぶことが重要です。ルーバーの色にあわせて、レールや部品色も合わせて選ぶことが重要です。

操作方法（コード式、バトン式など）を選ぶ

• バーチカルブラインドの操作方法には、コード式、バトン式、電動式などがあります。
• コード式は比較的安価ですが、コードが摩耗する可能性があります。
• バトン式は操作が簡単で安全性が高いですが、設置高さによっては製作できません。
• 電動式は、操作がとても楽ですが、高価になります。 予めコンセントの設置が必要になります。

機能性を確認する

バーチカルブラインドには、遮光性、遮熱性、防炎性など、様々な機能を持つ製品があります。設置するお部屋によって、必要な機能性をお選びください。

• 高層階の住宅では、防炎は必須となります。（高層マンションでは、低層階の住居でも防炎が必須）
• 寝室には遮光性の高いもの、日当たりの強い窓には遮熱性の高いものを選ぶなど、設置場所や用途に合わせて機能を選びましょう。

メーカー別の製品特徴

ニチベイ

• ルーバー幅が75・100・125㎜がある。100㎜が一番汎用的なサイズですが、125㎜は100㎜に比べると幅が広いと感じます。ルーバー幅が広くなると取り付ける枚数が少なくなるので、たたみ代が若干少なくなります。基本的に、125㎜ルーバーは窓の幅が大きい場合におすすめです。逆に、75㎜は幅の狭い窓におすすめ。
• 他社にはない、「バックレーススタイル」という製品があります。こちらはセンターレーススタイルと同様に、ドレープとレースが交互に配置されていますが、ルーバーを閉めた時にセンターレースはレースルーバーが見えるのですが、バックレーススタイルは閉じた時に、ドレープルーバーのみになるのでスッキリとします。

タチカワブラインド

• 電動タイプで充電式があるのは、タチカワブラインドのみです。本当は電動にしたかったけど、コンセントがないという場合に充電式は助かります。フル充電で約3か月ほど使えるそうです。
• 木製バーチカルブラインドがあるのはタチカワブラインドのみです。価格は高めです。

トーソー

• 「デュアルシェイプ」は、デザイン性に特化したバーチカルブラインドです。ルーバー（羽根）にレーザーカット加工を施し、独特の形状を作り出すことで、空間に個性的で美しい陰影を生み出します。
• 部品色「グレージュ」カラーは、住宅に溶け込む上品なカラーです。

まとめ

バーチカルブラインドは、メリット・デメリットをしっかりと理解し、自宅の窓に合った製品を選ぶことが大切です。この記事を参考に、後悔しないバーチカルブラインド選びをしてください。

ヴェスタショップには、バーチカルブラインドの実物展示もございます。バーチカルブラインド選びでお悩みの際は、ぜひご相談ください！