【カーテン豆知識】②窓の配置
今回は[2.窓の配置]について
窓の配置ってどういうこと?とお思いでしょうか。
窓のサッシがどこに設置されていますか?ということですがそれの何が問題なのでしょうか?
1.方角
陽当たりの良すぎる窓、西向きの窓は冬は暖かくていいのですが、反対に夏は強い日差しで暑くなります。
この場合は、夏と冬で違う対応をすることがいいと思います。夏は遮熱効果のある窓装飾に。
![]() 冬至は太陽が低い位置で、部屋の奥まで光が入ります |
![]() 夏至は太陽の位置が高く、強い日射を受けます |
2.窓の配置(室内)
まずは室内での窓の配置高さ。高いところにある「高窓」と床から近い「地窓」。
外からの視線や日差しが気にならないなら窓装飾は不要ですが、
何か窓装飾を付けたい場合は、使い勝手や取付できる商品を考慮して選ぶ必要があります。
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【高窓】
・高い位置にある窓。横長であることが多い。 ・採光しやすく、外から室内が見えないのでプライバシーを守ることができる。 ・開閉できる窓の場合は換気できる。 ・手が届かない位置にあるため窓装飾を選ぶ場合は開閉や調光する操作用のコードを長くしたり、電動の製品を選ぶ必要があります。 |
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【地窓】
・地面、床に近い低い場所に開けられる窓。 ・高窓と同様に採光しやすく、外から室内が見えないのでプライバシーを守ることができる。 ・和室に用いられることが多いが、最近では採光したい箇所にも用いられる。 ・ピクチャーウィンドウ(外の景色を楽しめる)。 ・窓装飾を取付した場合は開閉する時は屈まなければならない。 |
3.窓の配置(室外)
例えば、窓が道路と近くて外から室内が見えてしまうお部屋では、光を取り入れつつ外からの視線を遮りたいという要望が多いです。
ミラーレースは、日中は光を反射することで室内が見えなくなり、外が暗くなって照明で室内が明るくなると見えます。
照明をつけても室内が見えない『ウェーブロン』という商品があります。
![]() 通常のレースは室内が見えます |
![]() ウェーブロンなら室内は見えにくくなります |