ロールスクリーンが上がらない⁉故障パターン別の直し方【豆知識】
ロールスクリーン故障の原因と対処方法
ロールスクリーンは扱いが簡単で、シンプルなデザインが人気のウィンドウトリートメントです。ロールスクリーンは、窓の日差しや視線を遮るだけでなく、インテリアのアクセントとしても人気のあるカーテンです。しかし、ロールスクリーンには、巻き上げができない、止まらない、操作ができないといった故障が起こることがあります。そんなとき、どうすればいいのでしょうか?
ロールスクリーンの故障には、様々な原因があります。ここでは、主な故障の原因と対処方法をご紹介します。
お気軽にご相談ください
ヴェスタショップではカーテンやロールスクリーン等のご相談を承っております。どの商品を選んだらいいのかわからないという方、是非ご相談ください。取り付け工事も承っております。
ロールスクリーンが止まらない時の対処法
ロールスクリーンが止まらないという故障は、ロールスクリーンのスプリングが緩んでしまった場合に起こります。スプリングは、ロールスクリーンの巻き上げや停止を調整する役割を果たしていますが、長年の使用や衝撃などで緩んでしまうことがあります。
この場合の対処法は、以下のようになります。
- ロールスクリーンを取り外し、スプリングが入っているローラーの端を回してスプリングを巻き直す。
- スプリングの力が強くなるまで、数回繰り返す。
- ロールスクリーンを元の位置に取り付け、動作確認をする。
この方法で改善されない場合は、スプリングの交換が必要になる場合があります。
メーカー保証期間内のロールスクリーン故障について
ニチベイ・トーソー・タチカワブラインドは通常3年保証です。ただし、消耗部品については1年です。メーカー保証期間内の故障であれば、修理費用や交換費用が無料になる場合があります。ただし、以下のような場合は、保証対象外になることがあります。
- 操作方法が誤っていた場合
- 自然災害や火災などの事故による故障の場合
- 人為的な破損や改造をした場合
- メーカー以外の業者に修理を依頼した場合
メーカー保証期間内の故障であっても、まずは購入した販売店に問い合わせをしてください。その場合に、是非調べていただきたいのは商品に貼付されているメンテナンスシールというものです。製品情報が記載されています。修理するのに必要な情報になります。ロールスクリーンはオーダー製品なので、全ての製品にメンテナンスシールは付いています。各メーカー表示方法は違いますが、スクリーン下部のウェイトバーの右裏にあります。修理を依頼する場合はメンテナンスシールをご確認ください。スムーズに対応してもらえると思います。では、各メーカー別の故障に関する対処法をご紹介します。
ロールスクリーンの巻き上げができない時の対策
ロールスクリーンの巻き上げができないという故障は、ロールスクリーンのスプリングが外れたり、ローラーが不具合を起こしたり、カーテンが斜めになったりする場合に起こります。それぞれの原因と対策を見ていきましょう。
ロールスクリーンのスプリングが外れたときの解決策
ロールスクリーンのローラーが不具合を起こした場合は、ロールスクリーンの巻き上げができなくなります。ローラーは、スクリーンを巻き取る部品で、スプリングやチェーン・コードなどと連動しています。しかし、ローラーが曲がったり、破損したり、錆びたりすると、ロールスクリーンの巻き上げがスムーズにできなくなります。
この場合の対処方法は、以下のようになります。
ロールスクリーンを巻取りするスプリングが外れたときは、ロールスクリーンの巻き上げができなくなります。スプリングは、ロールスクリーンのローラーの中に入っている部品で、巻き上げや停止を調整する役割を果たしています。しかし、衝撃や強い力で引っ張ったりすると、スプリングが外れてしまうことがあります。
この場合の解決策は、以下のようになります。
- ロールスクリーンを取り外し、スプリングが入っているローラーの端を回してスプリングを巻き直す。
- スプリングの先端をローラーの穴に差し込む。
- ロールスクリーンを元の位置に取り付け、動作確認をする。
この方法で改善されない場合は、スプリングの交換が必要になる場合があります。
ロールスクリーンのスクリーンが巻きずれしたときの対応策
特に縦長のロールスクリーンは、生地が巻きずれることが多いです。カーテンが斜めになる原因は、以下のようなものがあります。
- 水平に取り付けできていない。この場合は、水平器を使って取り付けし直します。
- 長期間の使用による生地の延びは、スクリーン生地を取替えします。製品によっては、取替えができない場合もあります。
ロールスクリーンの操作ができない時の対処法
ロールスクリーンの操作ができないという故障は、ロールスクリーンのチェーン・コードが絡まったり外れたりした場合や、ロールスクリーンのリモコンが効かない場合に起こります。それぞれの原因と対処方法を見ていきましょう。
ロールスクリーンのチェーン・コードが絡まる、外れてしまった際の対応
ロールスクリーンのチェーン・コードが絡まる、外れてしまった際は、ロールスクリーンの操作ができなくなります。チェーン・コードは、ロールスクリーンの巻き上げや停止を手動で行うための部品で、ローラーと連動しています。しかし、チェーン・コードが絡まったり、引っ張りすぎたり、破損したりすると、外れてしまうことがあります。
この場合の対応は、以下のようになります。
- ロールスクリーンを取り外し、チェーン・コードの状態を確認する。
- チェーン・コードが絡まっている場合は、ほどいてから元に戻す。
- チェーン・コードが外れている場合は、ローラーの穴に差し込んでから元に戻す。
- チェーン・コードが破損している場合は、新しいチェーン・コードに交換する。
- ロールスクリーンを元の位置に取り付け、動作確認をする。
この方法で改善されない場合は、ロールスクリーンの交換が必要になる場合があります。
お気軽にご相談ください
ヴェスタショップではカーテンやロールスクリーン等のご相談を承っております。どの商品を選んだらいいのかわからないという方、是非ご相談ください。取り付け工事も承っております。
ロールスクリーンの交換について知っておくべきこと
ロールスクリーンの故障が修理できない場合や、デザインやサイズを変えたい場合は、ロールスクリーンの交換を検討することができます。しかし、ロールスクリーンの交換には、部品の取り換え方法や注意点、メーカー別のメンテナンス情報などを知っておく必要があります。ここでは、ロールスクリーンの交換について知っておくべきことをご紹介します。
ロールスクリーンの部品の取り換え方法と注意点
ロールスクリーンの部品の取り換え方法は、以下のようになります。
- ロールスクリーンを取り外し、古い部品を外す。
- 新しい部品を取り付ける。
- ロールスクリーンを元の位置に取り付け、動作確認をする。
ロールスクリーンの部品の取り換えには、以下のような注意点があります。
- ロールスクリーンの部品は、メーカーや型番によって異なります。互換性のある部品を選ぶことが重要です。
- ロールスクリーンの部品の取り付けには、専用の工具や技術が必要な場合があります。自分でできない場合は、専門業者に依頼することが安全です。
- ロールスクリーンの部品の取り換えには、電気やスプリングなどの危険な部分に触れることがあります。感電やケガに注意してください。
メーカー別のメンテナンス情報
ニチベイ
プルコードの場合
チェーンの場合
ワンタッチチェーンの場合
スマートコードの場合
スマートコード式で操作コードを引いても下がらない、操作コードが引けないような状態の場合は、操作コードが引っ掛かっている、切れているなどの可能性があります。修理作業は難しいのでお買い求めになったお店に修理をご依頼ください。(部品交換が必要になる場合もあります。)お店が分からない場合は、商品に貼り付けてあるメンテナンスシールの内容をご確認の上、お近くの弊社事業所へご連絡ください。
トーソー
タチカワブラインド
ロールスクリーンの故障の原因
ロールスクリーンの故障の原因には、以下のようなものがあります。
操作方法の間違い
ロールスクリーンの操作方法の間違いは、ロールスクリーンの故障の一般的な原因です。操作方法の間違いには、以下のようなものがあります。
- ロールスクリーンの巻き上げや停止を強引に行う
- ロールスクリーンのチェーン・コードを引っ張りすぎる
- ロールスクリーンを巻取りパイプが剝き出しになるまで全て引ききってしまう
これらの操作方法の間違いは、ロールスクリーンの部品に負担をかけたり、破損させたりすることがあります。ロールスクリーンの操作方法は、取扱説明書やメーカーの指示に従って行うことが大切です。
経年変化による故障
ロールスクリーンの経年変化による故障は、ロールスクリーンの故障の避けられない原因です。経年変化による故障には、以下のようなものがあります。
- ロールスクリーンのスプリングやローラーの劣化
- ロールスクリーンのチェーン・コードの摩耗
- 紫外線によるロールスクリーンの色あせやシワ
これらの経年変化による故障は、ロールスクリーンの使用頻度や環境によって異なります。ロールスクリーンの経年変化による故障を防ぐには、定期的なメンテナンスや清掃が必要です。
ロールスクリーンの故障の対処法
ロールスクリーンの故障の対処法には、以下のようなものがあります。
軽微な故障
ロールスクリーンの軽微な故障は、自分で修理できる場合があります。軽微な故障には、以下のようなものがあります。
- ロールスクリーンのスプリングが緩んだ
- ロールスクリーンのチェーン・コードが絡まった
- ロールスクリーンのリモコンの電池が切れた
これらの軽微な故障は、前述した対処方法を試してみることができます。ただし、自分で修理できない場合や、修理に自信がない場合は、専門業者に依頼することが安全です。
重大な故障
ロールスクリーンの重大な故障は、自分で修理できない場合が多いです。重大な故障には、以下のようなものがあります。
- ロールスクリーンのローラーが破損した
- ロールスクリーンの生地が斜めになった
- ロールスクリーンのリモコンが破損した
これらの重大な故障は、部品の交換や修理が必要になる場合があります。その場合は、必ず専門業者に依頼してください。自分で修理しようとすると、さらに故障を悪化させたり、ケガをしたりする危険があります。
まとめ
ロールスクリーンは、日々の生活の中で快適な空間を演出してくれるアイテムです。しかし、長く使用していると、さまざまな故障が発生する可能性があります。今回の記事では、ロールスクリーンの故障パターン別の対処法や、交換に関する情報を詳しく紹介しました。ロールスクリーンはメンテナンスも考慮して専門店でのご購入をおすすめします。ご自宅のロールスクリーンが故障してしまった場合は、上記の情報を参考に、適切な対処法を見つけてください。