カーテンの裾仕上げについて【豆知識】
シアーカーテンの裾仕上げについて
ヴェスタショップはデザインレースにこだわっています。日本では厚手のドレープカーテンとレースカーテンを2重にすることが多く、レースカーテンといえば白で無地が多い印象ですが、実は色々とあります。刺繍が施されたエレガントなタイプやオパールプリント(デザイン部分を溶かして透け感をデザインにしたもの)やカラーレースなどがあります。
レースには、100~150㎝巾生地でタテ使いのものと、300㎝巾生地のヨコ使いがあります。タテ使いの場合は生地をはぎ合わせて縫製しますので、裾はドレープカーテンと同様に裾を三つ折りにします。ヨコ使いの場合は三つ折りも可能ですが、多くの場合はステンレスのウェイトテープを使っています。
①裾三つ折り
三つ折りの特徴
- 三つ折りはドレープカーテンと仕上りが揃うので統一感がある。
- 陽当りが良すぎる窓の場合はUVによる日焼け劣化が進みやすいので耐久性が高い三つ折りがおすすめ。
- ウェイトテープ仕上げよりも耐久性がある。頻繁にお洗濯するなら三つ折りがおすすめです。
②ショートヘム
ショートヘムの特徴
- オパール加工やプリントでデザインがあるシアーカーテンの場合は、10㎝の三つ折りにすると裾の折り返し部分のデザインが気になる。
- 2.5㎝のコンパクトな三つ折りにして目立たせないようにする。
- ウェイトテープ仕上げよりも耐久性がある。
お気軽にご相談ください
ヴェスタショップではデザインが素敵なシアーカーテンをセレクトしています。もちろん、縫製についてもご相談を承っております。日中はシアーカーテンを見ている時間の方が長いので、お気に入りをヴェスタショップで探してみませんか?
③ウェイトテープ
ウェイトテープの特徴
- 三つ折りに比べて、繊細でエレガントな美しい仕上がりになる。
- 広巾の生地に用いられる。巾継ぎする100・150㎝巾生地の場合は生地を巾継ぎ部分の生地が重なるので仕上りが美しくない。
- 陽当りの良すぎる窓の場合では、長期的なホコリと紫外線による劣化で生地が裂けることがあります。