シェードカーテンとは?種類やメリット・デメリットをご紹介【豆知識】
シェードカーテン?本当はローマンシェードというらしい
シェードとは、カーテン生地で作る上下に開閉する窓装飾です。色々なスタイルの総称として「ローマンシェード」といいます。カーテンが左右にスライドさせて開閉しますが、シェードは上下です。ですから、左右に寄せるスペースは必要ありません。そして、カーテンよりも生地の使用数量が少なく、閉めた時はフラットなスタイルになりますのでスッキリとしています。
シェードってどんなもの?
シェードにも色々なスタイルがあります。シングルスタイルは、主なものとしてプレーンシェード・シャープシェード・バルーンシェードなどがあります。ダブルシェードはプレーンまたはシャープシェードの平面的なスタイルを前後に組み合わせたものです。ローマンシェードには、主に以下の4種類のタイプがあります。
プレーンシェード
シェードと言えばプレーンシェードが最も採用されています。1台のメカに1枚のシェード生地(幕)を取り付けたスタイル。シェードを下した時はフラットな状態で、シェードを上げると柔らかくたたみ上がるスタイルです。カーテンと同じ生地で製作できるので、一つのお部屋でカーテンとシェードを同じ生地で揃えるコーディネートが多いです。
シャープシェード
プレーンスタイルのシェードにシェーパーという細長いバーを等間隔に入れることで、シャープなラインを出したスタイルです。下したところはプレーンシェードと同様にフラットですが、上げるとバーに引き上げられます。横のラインが強調されるのでモダンな印象になります。
ダブルシェード
1台のメカに2枚のシェードを前後に配置して、それぞれを上げ下げするスタイルです。大抵の場合は、窓側に薄手のシアー生地、部屋側に厚手ドレープ生地にすることが多いのですが、オパールプリントの場合は逆にすることもあります。
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ヴェスタショップではこだわりのカーテンをセレクトしております。カーテン選びにお悩みならお気軽にご相談ください。
バルーンシェード
シェードを下した時はカーテンのようなスタイルですが、上げると裾がバルーン(風船)のように、裾が丸く変形しながらたたみ上がるスタイルです。バルーンを美しく形作るためには柔らかいシアーや薄手のドレープ生地が向いています。裾にフリルやフリンジなどをつけるとオリジナルなスタイルになるオーダーならではの楽しい方もあります。
こちらは吊元が三ツ山ヒダでバルーンの裾に共生地でフリルをあしらったタイプです。美しくたたみ上がるためには柔らかい生地でなければなりませんので、シアーのボイル生地で製作することが多いスタイル。
こちらは上部がボックスヒダというプリーツ状をフラットに縫製したバルーンフラット。フリルはないのでスッキリとしたスタイルです。ヒダ倍率は2倍なので生地をたっぷり使っています。
こちらもバルーンフラットですがドレープ生地のバージョンです。ドレープ生地で製作する場合はバルーンを美しく表現するために薄くて柔らかい生地をおすすめします。
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シェードのメリット・デメリット
ローマンシェードは、他のカーテンと比べて、どのようなメリットとデメリットがあるでしょうか?ここでは、ローマンシェードの特徴をまとめてみました。
メリット
- 使用する生地の量が少ない:カーテンに比べると生地の使用量が少なくてすみますので、高価な生地を選んでみるのもいいですね。
- 上下に開閉するので、シェードの高さで日射しの入り方を調節することができる。
- スタイリッシュ。
- 省スペース:ローマンシェードは、降ろすとフラットになりますのでスペースを取りません。
デメリット
- カーテンよりもメカを使用するので高価になる。
- シェードを上げた時に窓の上部にかかってしまう。
- 掃き出し窓の場合は、出入りが多いとその都度シェードを上げなければならないので大変。
おすすめの使い方は?
シェードは上げ下げ(開閉)するのは大変なので、掃き出しテラス窓で頻繁に出入りする窓はカーテンにして、小窓や腰窓に同じ生地でシェードにするのがおすすめです。フラットなので大胆なデザインを取り入れてみるものいいと思います。
シェードの取り付け方
枠外正面付け
枠外正面付けとは、窓の枠の外側にローマンシェードを取り付ける方法です。この方法は、窓の枠が小さかったり、窓の枠がなかったりする場合におすすめです。枠外正面付けは、窓のサイズを大きく見せることができます。また、窓の上部に余裕がある場合は、ローマンシェードを高めに取り付けることで、天井の高さを高く見せることもできます。窓を大きく覆うので寝室では正面付けがおすすめです。
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枠内天井付け
枠内天井付けとは、窓の枠の内側にローマンシェードを取り付ける方法です。この方法は、窓の枠が大きかったり、窓の枠がしっかりしていたりする場合におすすめです。枠内天井付けは、生地が窓枠内ちに納まるので壁より生地が出ないスッキリとした納まりになります。
シェードは、様々なタイプやデザインがあり、お部屋の雰囲気や用途に合わせて使い分けることができます。シェードを選ぶときには、窓のサイズや形、布地の素材や厚さ、取り付け方などを考慮することが大切です。ヴェスタショップでは、シェードの展示もございます。シェードで、あなたのお部屋をもっと素敵に飾ってみませんか?