タチカワ「エアレ」とトーソー「スリーヌ」|色と雰囲気で選ぶ調光カーテン

2026年6月、トーソーから新製品の調光スルーカーテン「スリーヌ」が発売されました。
同じカテゴリーには、タチカワブラインドの調光タテ型ブラインド「エアレ」もあり、どちらも“カーテンのやわらかさ+ブラインドの調光機能+歩いてくぐれる便利さ”を持った、よく似たアイテムです。

実は、形や仕組みはかなり似ているので、住宅では「どっちを選べばいいの?」と迷いやすいところ。
今回は、インテリアの見え方という観点から、色と雰囲気で選ぶときのコツをシンプルにまとめてみます。

すり抜けられるから「スリーヌ」

「ブラインド寄り」か「カーテン寄り」か

まずは呼び名の違いから。

  • タチカワ「エアレ」:調光タテ型ブラインド
  • トーソー「スリーヌ」:調光スルーカーテン

どちらも、ドレープ+レースが一体化した生地をU字状にウェーブさせ、生地の角度で採光や視線のコントロールができる仕組みです。
閉じたままでも、生地のすき間からバルコニーやテラスへ出入りできる“ウォークスルー性”も共通しています。

つまり、機能や形状はほぼ同じ「仲間」
違いが出てくるのは、

  • 見え方(ブラインド寄りか、カーテン寄りか)
  • カラー展開(特にダークカラーの有無)
  • 細かい意匠やディテール
    といった「キャラクター」の部分です。

スリーヌ:カーテンの延長線上で選べる、やわらかな印象

スリーヌは、一言でいうと「カーテンの延長線上で選べる調光アイテム」という印象です。

  • 透過性の高いレースとドレープが一体化した生地ですが、ぱっと見はかなり“カーテン寄り”の見え方。
  • 吊元には透明の75mm芯地を使っていて、芯の高さや色が前面に出てこないため、レール付近のラインがすっきりと美しく見えます。
  • 透けるレース越しに芯地がうっすら見える場面でも、透明芯のおかげで芯の色が主張しにくく、吊元が軽やかで、全体として上品な印象になります。

透過生地の「ソリア」は、レース部分にスラブ織りを使っているのもポイントです。
糸の太さにムラがあるスラブ糸ならではの、ほんのりとした表情が出て、フラットなプレーンレースにはない“光のにじみ”が楽しめます。

カラーはホワイト〜グレージュ系のやさしいニュアンスカラーが中心
明るめのトーンで空間に溶け込むので、

  • グレージュ系の内装
  • やわらかくまとめたいLDK
  • 落ち着いた主寝室

など、「カーテンらしい柔らかさを大事にしたい住宅」に向いていると感じます。

スリーヌ:TU1003(サンドベージュ)

エアレ:ダークカラーも選べる、モダンでシャープな雰囲気

一方のエアレは、メーカーの分類どおり「調光タテ型ブラインド」としてのキャラクターがはっきりしています。

  • タテ型ブラインドならではの縦ラインが効いていて、全体として少しシャープでモダン寄りの印象。
  • ドレープ+レース一体のU字生地で柔らかさはありつつも、サッシまわりはすっきりとした“ブラインド顔”になります。

非遮光でもチャコールグレーなどのダークカラーの生地を選べる点も、スリーヌとの大きな違いです。ブラウンやチャコールグレーがあるので、モダンなイメージにしたい場合はエアレがおすすめです。

  • モノトーンやインダストリアル系のインテリア
  • 黒いサッシやダークな建具に合わせたいLDK
  • 「非遮光だけど、色はしっかり暗くしたい」窓まわり

といったニーズには、エアレの方がイメージを作りやすくなります。

さらに、大開口の窓を電動でスマートに操作したい場合も、エアレ向きです。
タテ型ブラインドとして電動仕様のラインナップがあるため、ワイドな掃き出し窓や複数枚の窓を一括で動かしたい住宅では、エアレを軸に検討するとプランが組み立てやすくなります。

エアレ:フォルモAR705(チャコール)

色と雰囲気で見る、いちばん簡単な選び方

形や機能が似ている2つなので、一番迷わない軸は「色」と「雰囲気」です。

  • 明るいホワイト〜グレージュで、やさしく上品にまとめたい
    → スリーヌ(特にソリア)が向いている。
  • チャコールグレーなどのダークカラーで、空間をぐっと引き締めたい
    → エアレを選ぶと、ブラインド寄りのモダンな窓まわりになる。

そこに、もう少しだけ好みを足すと…

  • 「カーテンらしい質感」「吊元まできれいに見せたい」「ニュアンス重視」
    → スリーヌを軸に検討。
  • 「タテ型ブラインドのシャープさ」「ダークトーン」「電動など機能も重視」
    → エアレを軸に検討。

という整理がしっくりくると思います。

さらに、大開口の窓を電動でスマートに操作したい場合も、エアレ向きです。
タテ型ブラインドとして電動仕様のラインナップがあるため、ワイドな掃き出し窓や複数枚の窓を一括で動かしたい住宅では、エアレを軸に検討するとプランが組み立てやすくなります。

おわりに:どちらも正解、“好きな雰囲気”を選ぶ

エアレもスリーヌも、

  • 調光できる
  • くぐって出入りできる

という意味では、どちらを選んでも生活の便利さはしっかりアップします。

だからこそ、「どっちが優れているか」ではなく、
自分の家にはどんな色と雰囲気が合うかで選ぶのがいちばんです。

  • 柔らかく、カーテンの延長で考えたい人はスリーヌ。
  • すっきりシャープに、ダークカラーで締めたい人はエアレ。
  • 電動(スマートリモコン)で操作したい人はエアレ。

迷ったときはヴェスタショップでお気軽にご相談ください。

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