トーソーのハンギングバーでつくるおしゃれ室内物干しと見せる収納

共働きや花粉・黄砂対策、突然の雨対策などで、室内物干しのニーズはここ数年でぐっと高まりました。 その一方で、「物干し竿が丸見えで生活感が出てしまう」「せっかくのインテリアが台無し」という声も多く聞かれます。
トーソーのハンギングバーは、そんなお悩みを解決してくれる「おしゃれな室内物干し」であり、同時にグリーンやファブリックを飾れる「見せる収納」にもなるバーです。 ヴェスタショップでは、これらのバーを使って、間取りやライフスタイルに合わせた室内物干し&ディスプレイ計画を、採寸から取付工事まで一括でお手伝いしています。
ハンギングバーとは?室内物干し+見せる収納になるバー
トーソーの「ハンギングバー」は、天井や壁に固定して使うシンプルなバーで、洗濯物や衣類、小物など「吊るす物」を支えるためのアイテムです。 同じシリーズには、室内物干し用のバーだけでなく、クローゼット用の収納バーや着脱式のランドリーバーも用意されており、用途に応じて選べるようになっています。
室内物干しとしての役割
ランドリールームや洗面室、リビングの一角などに取り付けることで、天候や花粉を気にせず室内で洗濯物を干せるようになります。 許容荷重やブラケット間隔がきちんと設計されており、適切な下地に取り付ければ、日常の洗濯物(約10kg程度)を安心して掛けられる室内物干しとして機能します。

H-1やH-2といったモデルでは、バーの形状や構造が工夫されていて、ハンガーが片寄りにくく、物の掛け外しのたびにバーが大きく揺れにくいように配慮されています。 日々の家事ストレスを軽減しながら、限られた室内空間を有効活用できる点が大きなメリットです。

見せる収納・インテリアとしての役割
ハンギングバーは、単なる「物干し竿」ではなく、アイアンバー風のフラットでシャープなデザインに仕上げられています。 ブラック・ホワイト・グレーといった落ち着いた3色展開で、北欧・ナチュラル・モダンなど、さまざまなインテリアスタイルになじみやすい色使いです。

グリーンやドライフラワー、季節のガーランド、ストールや帽子、バッグなどをかければ、そのままディスプレイとして楽しめる「見せる収納」に変わります。 特にリビングや廊下、玄関など、人目につく場所に設置することで、生活感を抑えつつも暮らしの雰囲気を感じさせる演出がしやすくなります。

マンションのリビングと隣の部屋の2窓にそれぞれ設置。洗濯物もよく乾くし、ハンギンググリーンの楽しめます。
ラインナップ紹介:H-1/H-2/H-3とランドリーバーLB-1
ここからは、トーソーのハンギングバーシリーズの代表的な製品「H-1」「H-2」「H-3」と、関連製品の着脱式「ランドリーバーLB-1」をご紹介します。 それぞれ、「どこに・何を掛けるか」で役割が分かれています。
H-1:ベーシックな室内物干し&ディスプレイバー
H-1は、ランドリールームや洗面室、リビングなど、木下地のある一般的な天井・壁におすすめのベーシックモデルです。 室内物干し用のバーとして洗濯物を掛けるのはもちろん、観葉植物やドライフラワー、季節のファブリックを飾るディスプレイバーとしても活躍します。
バーはスリムなアイアンバー風デザインで、ブラック・ホワイト・グレーの3色からインテリアに合わせて選べます。 ハンガーが動きにくいよう工夫されたバー形状と、すっきり見えるブラケットで、おしゃれな室内物干しを実現しやすいモデルです。

H-2:軽量鉄骨など多様な下地に対応するモデル
H-2は、軽量鉄骨天井など、従来はバーの取付が難しかった下地に対応するために開発されたモデルです。 木下地だけでなく、ダブルバー・シングルバー・角スタッドなど、さまざまな軽量鉄骨下地への取付に配慮したブラケット構造になっています。
最大の特徴は、バーの揺れを早く抑える「ゆれピタ機能」です。 洗濯物を掛けたり外したりしたときの揺れが早く収まり、下地への負担を軽減しながら、室内物干しとしての使い心地も向上します。 軽量鉄骨造の戸建てやマンションで室内物干しを検討されている方に、特に心強い選択肢になります。

H-3:クローゼット・オープン収納向けの収納専用バー
H-3は、「室内物干し」というよりも、クローゼットやオープン収納のハンガーパイプとして使うことを想定した収納専用のハンギングバーです。 衣類やバッグなど、日常的に出し入れする物を掛ける用途に適しており、許容荷重も約30kgと高めに設定されています。
一体型ブラケットで施工性に配慮されているため、ウォークインクローゼットや見せる収納の計画にも使いやすい仕様です。 ハンガーを滑らせて取り出しやすいバー形状で、日常の「着る/しまう」の動作がスムーズになります。

ランドリーバーLB-1:使うときだけ掛けられる着脱式バー
ランドリーバーLB-1は、「使うときだけバーを出したい」というニーズに応える着脱式のランドリーバーです。 天井に固定するのは小さな受け金具だけで、バー本体はワンタッチで着脱できるため、来客時や普段はバーを外してお部屋をすっきり見せられます。
ランドリールームはもちろん、リビングやダイニングなど、人目につきやすい空間での室内物干しにも適しています。 デザイン性と使い勝手が評価され、2025年度のグッドデザイン賞も受賞しており、「おしゃれに部屋干ししたい」という方にとって心強い選択肢です。


何を選ぶ?H-1/H-2/H-3/LB-1のざっくり比較
「いろいろ種類があるけれど、何を選べばいいの?」という方のために、4つのバーの違いを簡単に比較します。
| 製品名 | 主な用途・シーン | 取付位置・下地 | 許容荷重の目安 | 特長 |
| H-1 | ランドリールームや洗面室の室内物干し、リビングのディスプレイバー。 | 井付・壁面付。木下地など一般的な下地向け。 | 約10kg(バー長さとブラケット間隔により変動)。 | 室内物干しとインテリアディスプレイを両立できるベーシックモデル。 |
| H-2 | 軽量鉄骨天井など、下地条件がシビアな場所の室内物干し。 | 天井付。軽量鉄骨(ダブルバー・シングルバー・角スタッドなど)に対応。 | 約10kg(仕様に基づく)。 | 「ゆれピタ機能」で揺れを早く抑え、下地への負担を軽減。 |
| H-3 | クローゼット・オープン収納のハンガーパイプ、家族分の衣類収納。 | 天井付・壁面付。収納用の下地に固定して使用。 | 約30kgまで対応の収納専用バー。 | 衣類収納向けに設計された高耐荷重タイプで、一体型ブラケットで施工もしやすい。 |
| LB-1 | 使うときだけバーを出したい室内物干し(リビング・ダイニングなど)。 | 天井付。専用受け金具を天井下地に固定して使用。 | 室内物干し用ランドリーバーとして設計(詳細はカタログ参照)。 | バー部分が着脱式で、使わないときは外してすっきり。デザイン性が高く、人目につく空間にもおすすめ。 |
ハンギングバーは「下地」が命。安全に使うためのポイント
見た目は細くて軽やかなバーですが、実際には洗濯物や衣類などで数kg〜十数kgの荷重がかかるため、取付ける天井・壁の「下地」が非常に重要です。 トーソーのカタログや施工資料でも、「十分な強度のある下地への施工」と「許容荷重の遵守」が繰り返し強調されています。
なぜ下地が大事なのか
- 石膏ボードのみの部分に留めると、ビスが抜けたり、ボードが割れてバーごと落下するリスクがあります。
- 許容荷重以内でも、下地が弱いと長期的にビス穴が広がるなどして、徐々に強度が低下する場合があります。
- 特に軽量鉄骨下地の場合、どこにどの向きで下地が入っているかを把握した上で、ブラケット位置を決める必要があります。
こうした理由から、トーソーも「取付前の下地確認」と「指定されたビスの種類・長さ・本数、ブラケットピッチの遵守」を推奨しています。
DIYより、プロによる下地確認と施工がおすすめ
一見すると「バーをビスで留めるだけ」に見えますが、安全に長く使うためには、次のような確認が欠かせません。
これらは、図面の読み方や建物の構造に関する知識があると、より正確に判断できます。 「落ちてからでは遅い」部分ですので、ヴェスタショップとしては、基本的にはプロによる下地確認と施工をおすすめしています。
ハンギングバーの納品実例
ハンギングバー納品実例写真。観葉植物を吊るしているので、床に置かないので空間が有効に使えます。カーテンレールはモノ16のブラックでハンギングバーとイメージを合わせました。

ヴェスタショップなら、おしゃれと安心を両立した提案ができます
ヴェスタショップでは、オーダーカーテンやブラインドと同じように、トーソー製ハンギングバー・ランドリーバーのご相談から取付工事まで一括で対応しています。 単に商品を取り付けるだけでなく、「どこに・どの高さで・どの向きに付けると暮らしやすいか」まで含めてご提案できるのが強みです。
現地確認で安心のプランニング
- 図面や現地状況を確認しながら、「H-1で良いのか」「H-2が安心か」「収納重視でH-3か」「普段は外したいのでLB-1か」など、用途に合わせたバーを選定します。
- 洗濯動線や干す高さ、日当たり、エアコンの風向きなど、実際の暮らしをイメージしながら設置位置を決めていきます。
お問い合わせ・ご相談について
埼玉県・東京都近郊で、トーソーのハンギングバーやランドリーバーの設置をご検討中のお客様は、ぜひヴェスタショップへお気軽にご相談ください。 ご来店・現地訪問のほか、図面やお部屋の写真をお送りいただいてのご提案も承っています(詳細はお問い合わせページをご確認ください)。



