天然繊維と化学繊維のカーテン違いは?【窓コラム】
ヴェスタショップでは、天然素材カーテンも化学繊維カーテンの両方取扱いがございます。その特性の違いがわかることで、カーテン選びのヒントになれば幸いです。
お気軽にご相談ください
ヴェスタショップでは、リネンやデニムの天然素材カーテンのお取り扱いがございます。天然素材は取り扱い方法に精通している専門店での購入をおすすめします。
天然繊維
ヴェスタショップで取扱いがあるのはリネンとコットン(デニム)です。どちらも植物を原料にしています。リネンはフラックスとい植物の茎を繊維にしたもの。デニムは綿を繊維にしたもの。
天然繊維のメリット
- 天然繊維は静電気が起こりにくいので、ほこりがつきにくいことです。その理由は、カーテンの汚れの主な原因はホコリの吸着です。カーテンをお洗濯したことがある方は経験があるかもしれませんが、そのまま洗濯機に入れると水が真っ黒になることがありますが、ホコリによる汚れで水が黒くなってしまいます。ホコリが付きにくいので、汚れにくいです。
- 天然繊維の特にリネンは吸湿が高いです。リネン繊維はセルロースでできており、吸湿性・吸水性に優れています。リネンのシャツを洗濯すると、短時間で乾くことからも実感できると思います。
天然繊維のデメリット
- 天然繊維は吸湿性・吸水性が高いため、伸縮性があります。室内の湿度によって伸び縮みするので、カーテンとして吊っていると乾燥している時期は短くなり、湿度が高い時期は伸びて床についてしまうこともあります。
- シワになりやすい。
- 価格は化学繊維よりも高め。
- 遮光性能はない。
リネンのカーテンは、湿度が高い梅雨時は伸びて、床についてしまうことがあります。ショップの展示カーテンも湿度が高い時は床についています。リネンのイメージ写真は、そのため敢えて長めの床に付く写真が多いです。
お気軽にご相談ください
カーテンは平均10~15年使用されています。オーダーカーテンと既製カーテンを比べると品質の差は明確です。毎日見るカーテンが気に入ったものなら、日々の暮らしもちょっとうれしくなると思います。ヴェスタショップでうれしくなるカーテンを探してみませんか?
化学繊維
カーテンの素材で多いものはポリエステルです。ポリエステルは石油等を原料としてます。現在では、天然素材の綿よりも生産量が増えて、世界中で最も生産されている繊維です.
化学繊維のメリット
- ポリエステル素材は寸法安定性があるので、伸び縮みが少ない。
- ポリエステルは、熱可塑性なので熱加工することでウェーブ形状をキープすることができる。※ウェーブ加工はカーテンの美しいドレープを作るので、ポリエステル製の場合はおすすめです。
- 遮光・遮熱・UVカット・ミラー・防炎・ウォッシャブルなどの機能性を付加した製品がある。
化学繊維のデメリット
- 静電気が起こりやすいので、ホコリが付きやすい。※洗濯する場合は、ホコリを落としてからネットに入れてお願いします。
最近では、ポリエステル製なのに天然素材のような質感のカーテンが増えています。天然繊維は、均一でなくフシや色むらなどがある特徴があるのですが、ポリエステル製の糸を敢えて均一でなくフシを表現した糸を作ることで実現しています。
カーテン選びに迷ったら、是非ヴェスタショップでご相談ください。