リリカラV&Aのモリスでスタイルカーテン【窓コラム】

ヴェスタショップのディスプレイが新しくなりました。今回はリリカラSALAよりＶ＆Ａヴィクトリア･アンド・アルバート博物館が所蔵するアーカイブからウィリアム・モリスデザインのカーテンのシリーズより『Daisy』をチョイスしました。

今回のスタイルのみどころ

リリカラV&Aのモリスカーテン

『Daisy デイジー』は15世紀の彩色装本に描かれていた図版からインスピレーションを得て、1864年に壁紙用にデザインされました。シンプルに描かれた草原の花を繰り返すデザインで当時からも人気の柄だったそうです。もちろん今でもとても人気があります。このデイジーをプリントで可愛らしく再現した生地を使って、ヴェスタショップではプリントの柄に使われている1色と合わせて、グリーン無地と切り替えしたトップボーダースタイルにしました。合わせた無地『British Colours』もモリスシリーズとコーディネートしやすい無地として開発されていますので相性はバッチリ。クッションも同じ生地で作りました。

話題のウェーブスタイルも展示

こちらは間仕切りカーテンとして『ウェーブスタイル』にしてみました。ネクスティ天井付けレールに通常のフラットを両開きで製作しました。ウェーブスタイルにするにはランナーとピッチキープテープ(内臓タイプ)に取り換えて、普通にランナーにカーテンを引っかけます。両開きなのですが、左右は違う生地です。無地はサンゲツAC2595。美しいヒダ落ちにこだわったシアーで機能性も持ち合わせた万能に使える生地で300㎝巾で巾継ぎなしで製作できます。

柄の方はリリカラの『In between coordinations 2』で1枚掛けのデザインシアーシリーズよりLS63448。水面を思わせる風景を水彩タッチで抽象的に描いた、透明感のあるプリントボイルです。こちらも295㎝巾で巾継ぎなし、柔らかい生地なのでウェーブスタイルに向いている生地です。