MIYAKE ISSEY展@国立新美術館

会期終了まぎわのMIYAKE ISSEY展に行ってきました。(既に展覧会は終了しています)

今回の展覧会が画期的だったのは、日本で企画された展覧会だということです。

過去にも三宅一生展はありましたが、海外で企画された展覧会の巡回展でした。

日本人のデザイナーやアーティストが評価されるためには、海外からの逆輸入でないと難しいということです。

今回の展覧会は、さすがに地元日本での企画です。展示もかなりハイクオリティ。

セクションAとBの空間デザインは吉岡徳仁氏。三宅デザイン事務所出身で、言わずと知れた世界的デザイナーです。

セクションCの空間デザインは佐藤卓氏。ちょっと意外かもしれませんが、大空間に驚きの展示でした。

インテリアに携わるものとして感じたのは、ファッションはやはり時代の最先端を行くジャンルなのだということ。

新素材が次から次へと開発され、商品化されるのはインテリアでも同じですが、スピード感がまったく違います。

今回の展覧会は、インテリアに携わるものとしてもあらゆる意味で大変刺激を受けました。

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新国立美術館外観

設計は黒川紀章。これが黒川にとって最後の美術館設計

となった。波うつガラスが印象的な美術館。

ホワイエの展示されていた『フライングソーサー』

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展覧会の看板とフラッグ。

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