田根剛展 未来の記憶@オペラシティアートギャラリー

現在、オペラシティとギャラリー間で同時開催中の建築家田根剛の展覧会をオペラシティの方を観に行って来ました。
エストニア国立博物館の巨大模型が話題になっているということもあったのですが、実は「記憶の発掘」という部屋の膨大な量の資料が圧倒的でした。

とにかく気になる資料が多すぎて、ここで結構長時間見入ってしまいました。

リサーチに時間をかけることで、チームにおけるアイデアの共有され、アイデアが個人で考えるよりも強いものになるということです。

でも、「これはこうだ」という記号的にならずに不明なことに耐えて議論すること。

具体的な形にすることに安易に流れないことが結果的に強い形になるということにつながっている。

建築家の頭の中の重層的な思考を展覧会にした興味深い展覧会です。
エストニア国立博物館の模型を見て、エストニアという国にも新しく興味を持つことができたこともよかった。

新国立競技場のコンペ案は、模型の内部も見れるようになっていて、もし実現していたらという気持ちにもなりました。

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展覧会看板:エストニア国立博物館外観

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「記憶の発掘」という部屋

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Archaeological Research(考古学的リサーチ)

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とにかく膨大な資料が展示されている

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これがエストニア国立博物館の長―い模型。

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元軍事用滑走路は未来につながる

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国立競技場案「古墳スタジアム」

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古墳スタジアム内部から見たところ