【カーテン豆知識】窓装飾の機能
窓の用途は採光・通風・眺望・換気などいろいろあります。しかし一方で窓は、「夏の暑さ」「冬は寒さ」の影響を受けやすいのです。
そのためカーテンには外からの影響を緩和する調光・断熱・遮像・遮光などの機能があります。
ここでは窓装飾の機能をわかりやすくご説明します。窓のある部屋の用途(リビング・寝室など)や
ライフスタイルによっても違います。オーダーカーテン選ぶ時は、機能とデザインのバランスがとても大切なのです。
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1.調光 カーテンを開閉することによって、外から入ってくる光をコントロールします。多くの場合は、厚手のカーテンと透け感のあるシアーカーテンの2段階で調光しています。日中は外からの明るさをいれつつ、外からの視線を適度に遮るためシアーカーテンを使います。また、ブラインドではスラットの角度を調節することで調光します。 |
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2.断熱 窓は外気からの影響を受けやすく、夏の暑さや冬の寒さは窓から感じることが多いです。窓にカーテンがあることで、窓とカーテンの間にできる空気層が断熱の役割をします。断熱性能をアップするなら、厚手とシアーカーテンで2重にしたり、窓を大き目に覆うことで、すき間からの空気の流入を防ぐことでより断熱性を高められます。 |
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3.遮像・遮光 遮像は外からの視線を遮ることによりプライバシーを保護します。日中は外の明るさを室内にも取り入れたいけれど、窓が道路に面していて外から見えやすいお部屋や、夕暮時に暗くなった外から明るい室内が見えやすくなる時間帯は視線が気になります。そのような場合には、室内や人影が外から見えにく繊維を使用したカーテンなどがございます。 一方で光を遮ることを遮光といい、安眠のために外からの光を遮断したい場合や陽射しが強すぎる窓には、遮光性能の高い生地がおすすめです。遮光性能は1~3級と段階的に表示されています。一般的に寝室に遮光カーテンを選ばれるお客様が増えています。夜間でも外灯や自動車のライトなどにより明るい場合など遮光カーテンが求められる機会が増えています。 |