窓装飾の種類と開閉方向【豆知識】

お部屋には必ず窓があると思うのですが、その窓に何をつけますか？まず最初にカーテンが思い浮かびますが、他にもいろいろな種類がございます。では、どんな種類があって、何を選んだらいいでしょう？今回は開閉方向別（左右または上下に開閉と動かさない固定のタイプ）の製品スタイルの種類を写真で説明しています。

左右に開閉

左右に開閉するタイプの窓装飾は、窓の幅がある程度広い引違い窓や掃き出し窓、出入りするテラス窓などにおすすめです。

カーテン

手軽に開け閉めできて、生地の種類も豊富です。また、お洗濯や掛け替えなどの取り外しが簡単です。

バーチカル

タテ型のスラットを左右に開閉し、調光の時はスラットの角度を調節します。特に大型のテラス窓におすすめです。

上下に開閉

たたみ上げたり、巻き上げたりで開ける時は上部に納まるので、窓をスッキリみせます。

シェード類

生地でつくる上下に昇降する窓装飾です。プレーンシェードは開ける時はたたみ上げ、降ろすと生地がフラットになります。他にも、シャープシェード・バルーンシェードがあります。

ブラインド類

ブラインドは横長の羽根(スラット)を上下に開閉します。スラットの素材にはアルミ・木・バンブー・ポリカーボネートなどがあります。操作方法にはワンポール式・ループレス式・チェーン式などがあります。

ロールスクリーン

フラットなスクリーン生地を上部のメカで巻き上げて開閉します。操作方法にプルコード式、チェーン式、プルコード式などがあり、直観的に操作できるシンプルな窓装飾です。通常のロールスクリーンの他に、調光式のロールスクリーンがあります。

プリーツスクリーン

プリーツスクリーンは、生地にプリーツ加工をした蛇腹状のスクリーンをたたみ上げるように開閉するスタイル。水平ラインが美しいモダンな窓装飾です。ツインスタイルは、上下に透過性のあるスクリーンと透過性のないスクリーンを配置するツインタイプはことで調光が可能です。また、類似したものでハニカムスクリーンは2重にしたスクリーンをハニカム(蜂の巣)状にしたもので、遮熱・断熱効果の高い製品です。

固定スタイル

固定スタイルは開閉しない窓装飾なので、デザイン性を優先させた窓や採光のためのスリット窓・フィックス窓など、あまり開閉の必要がない窓におすすめです。

スカラップ類

カーテンの裾をアーチ状やスカラップ(ほたて貝)状にさせ、窓ガラスの下部をオープンにした窓装飾。裾やフリル・マクラメなどの装飾を付けたものがあり、出窓や横長窓に向いている。

セパレート

カーテンを何枚かに分けて設置し、丈の中間の高さでタッセルやリボンなどで束ねるスタイル。横長の窓に向いている固定スタイル。

カフェ

カフェカーテン小窓などに取り付けるカーテンの一種で、生地の上部にあるポール通しにカーテンポールやつっぱり棒などを通して取り付けます。完全に遮蔽するのではなく目隠しとして使われます。