多様化する木製ブラインド【豆知識】
木製ブラインドは天然木のスラット(羽根)を使用した木の質感が人気のウィンドウトリートメントです。スラットのカラーは木材のブラウン系(明るいライトなベージュ系からブラウン系、ダークブラウン系まで)が主流でした。しかし、最近ではホワイト系塗装のスラットの人気が高まっています。それ以外にも、トレンドカラーのグレー系がラインナップに加わっています。また、木目感を出すためにエンボス加工を施したものもあります。
木製ブラインドのスラットはその多くがバスウッドという比重が軽くて、加工しやすい木材です。バスウッドは他にもインテリアではモールドや家具の棚板などにも使われています。木製ブラインドはカラーバリエーションやデザイン性だけでなく、実はその性能もどんどん進化しています。
通常ブラインドは、スラットに開いた穴に昇降コードを通しているのですが、穴があるとそこから光漏れがします。そのため、木製ブラインドにはラダーテープ仕様があります。ラダーテープがあると穴を隠せるということもありますが、スラットとラダーテープを自由に組み合わせることでオリジナリティのある木製ブラインドになります。しかし、新しくスラットにコード穴のないタイプというのも可能になりました。コード穴のないタイプなら光漏れが抑えられるので寝室にもおすすめです。
木製ブラインドを使っていると、腰窓などあまり製品の丈が長くない場合はあまり気にならないのですが、掃き出し窓やテラス窓は外に出るときの開閉が以外と大変なのです。そんなお困りを解消する新しい機能として、操作コードを引くと自動的にブラインドが降りてくる自動降下機能付きタイプがあります。テラス窓や複数台取付の場合には絶対におすすめです。