メカの製作寸法制限とは?【豆知識】
メカ製品(ロールスクリーンやブラインド、バーチカルブラインド、プリーツスクリーンなど)には製品の製作寸法制限があります。分かりやすく言い換えると、製品のサイズの最小で作れるサイズと最大で作れるサイズがあります。
小さなサイズの製品のニーズは?
最近新築住宅でよく見かける「小さな窓や細長い窓に何を付けるか問題」はヴェスタショップでも多いご相談です。小さな窓の枠内にシンプルに取り付けしたいと思ったけれど、製品ごとに製作できる寸法に制限があって枠内に入らない場合があります。ロールスクリーンやアルミブラインドは比較的製作範囲が広く小窓にも、大型の窓にも取り付け可能です。
小窓にブラインド
シルキー 小窓
シルキー小窓は製作可能寸法が小さいので、小さな窓に枠内取付したい場合にはおすすめです。
- ポール式
- 製品巾 150~440㎜
- 製品高さ 110~3000㎜
- 最大面積 1.32㎡
小さな窓にロールスクリーン
ラルク スリット窓
最近では、細長い窓が多くなっているのでロールスクリーンやブラインドなどで10㎝巾の商品も開発されています。タチカワブラインドのラルク スリット窓は細長い窓に特化したロールスクリーンです。
- チェーン式(※右操作のみ)
- 製品巾 100~300㎜
- 製品高さ 300~2200㎜
- 最大面積 0.66㎡
ラルク 小窓
窓からの侵入を防ぐ防犯の観点からも小さな窓が増えています。小窓の枠内にロールスクリーンを取り付けることで、ロールスクリーンが壁から出ないようにスッキリと納めたいというニーズに対応したものがラルク 小窓です。機構部がコンパクトなのもシンプルでいいです。
- プルコード式
- 製品巾 200~1200㎜
- 製品高さ 300~1600㎜
- 最大面積 1.92㎡
- 幅・高さの比率 1:3以下
大きなサイズも可能
先程は窓が小型化していると説明しましたが、テラス窓は逆に大型化する傾向があります。外と室内の繋がりを感じたいということもあり、目一杯テラス窓になる住宅が多くなっています。
シルキー(※RDS:減速降下機能なし)
通常のアルミブラインドですが、製作可能寸法の範囲は大きいです。テラス窓など大きな窓から小さな窓までフレキシブルに対応できます。操作方法によって、若干の製作可能寸法が違います。シルキーは減速降下機能がないので、降下速度が速いので注意が必要です。
ワンポール操作
- 製品巾 270~3000㎜
- 製品高さ 110~3000㎜
- 最大面積 6㎡
ポール操作
- 製品巾 150~3000㎜
- 製品高さ 110~3000㎜
- 最大面積 6㎡
メカ製品は製作可能寸法があるので、その範囲内で且つ操作方法や最大面積、タテヨコ比率などの制約があります。取り付け場所によっては、大型ならサッシに合わせて2台分けにしたり、枠内には入らないサイズなら正面付けにしたりします。タテヨコ比率などもありますので、取り付けする箇所が通常の窓と違う場合は専門店で相談することをおすすめします。