ナニックnanikのウッドブラインド選ばれる理由は?特徴は?【豆知識】
ナニックはウッドブラインドやウッドシャッターなどの木製可動ルーバーに特化したものづくり企業です。
製品は現在栃木県の那須工場で生産されています。
ナニックの木製ブラインドならではの特徴をご紹介します。
ナニックのウッドブラインドのイメージとは?
設計事務所が指名してくるイメージ
設計事務所がナニックの木製ブラインドを指名してくることが多いというイメージがあります。元々はアメリカの木製ブラインドメーカーで最初は輸入品でした。後にナニックジャパン株式会社となって、日本市場向けの製品を開発・生産するようになります。ナニックが指示される理由はカラーの豊富さとサテン仕上げの美しい風合いだと思います。見た目にこだわる設計事務所が指名してくるわけです。
スラットの光沢が抑えられている
家具もそうなのですが、木の塗装の方法によって木の質感が変わってしまいます。ウレタン塗装は高い密着性と表面に硬い膜ができるので水や汚れがついてもサッと拭くことで取れるのでメンテナンスが良く扱いやすいです。またカラーも一定に保つことができるので、色ブレがあまりありません。その反面、光沢感があるために木の質感が損なわれると感じることがあります。ナニックの木製ブラインドのプレミアムシリーズでは光沢を抑えたサテン仕上げで、木の質感を活かした深みのある仕上げになっています。
おしゃれな家具屋さんに展示されている
横型木製ブラインドもそうなのですが、特に縦型製ブラインドがおしゃれな家具屋さんに展示されていることが多いのです。タチカワブラインドでも縦型木製ブラインドはありますがカラーも限られているのと、店舗などでは製作寸法が大きくなることもあり、ナニックなら対応可能ということがあるからだと思います。
お気軽にご相談ください
ヴェスタショップではナニックの木製ブラインドを展示しております。木製ブラインド選びに困っていたら、是非ヴェスタショップにお問い合わせください。取り付けるお部屋や窓のサイズ、取り付け方などを伺っておすすめの商品を提案します。
ナニック木製ブラインドのシリーズ
プレミアムシリーズ
プレミアムシリーズはナニックが誇る最高品質のウッドブラインドです。特徴を知ると高価な理由も納得です。
- 73色の多色展開。しかも、自社でスラットを塗装しています。他社では塗装済みのスラットを仕入れます。多色が可能なのは自社塗装だからです。
- 光沢を抑えたサテン仕上げ。木肌が感じられますが、木の個体差で色ムラと感じる場合があります。他社ではメンテナンス性のよいウレタン塗装が主流ですウレタン塗装なら色ムラはあまり感じません
- スラット幅が35・50・63・76㎜の4種類。窓サイズに合わせて選ぶことが可能です。アメリカ発祥なのか、大きな窓にはスラット幅が広い方がおすすめです。スラット幅が広いほど羽根間隔も大きくなり、視野の抜け感がよくなります。
- 製作サイズが1㎜単位。他社では製作幅は5㎜単位、製品高さは10㎜単位です。
スギシリーズ
スラットは国産の杉材を使用しています。杉のスラットは木目がきつく、シナ材の方が寸法安定性もよく扱いやすいのですが、カーボンニュートラルやSDGsに貢献するということで注目の製品です。
- スラットは国産杉材。
- カラーは8色。
- スラット幅は50㎜のみ。
- 製作サイズが1ミリ単位。
Gシリーズ
Gシリーズは他社の木製ブラインドと同等クラスになります。
- スラットはバスウッドの無垢材。
- 現在カラーは12色です。
- スラット50㎜のみ。
- 製作サイズが5㎜単位。
ライトシリーズ
スラットは桐の無垢材です。桐は成長が早い材です。比重が軽いので他の木製ブラインドよりも操作性が良いです。
- 定価格です。
- カラーは12色。
- 製作サイズが5㎜単位。
ナニックのメリット・デメリット
メリット
- プレミアムシリーズは木目を活かした国内塗装。
- 製品のサイズによって昇降ギアを変えているので、大型でも操作がしやすい。
- ラダーコード(スラットを支えているコード)を1枚ずつ交互にしているので、スラットの横ブレが少ないです。意外と知られていないのですが品質の高さが伺えます。
- スラットにあるコードを通す穴が2㎜でコードが1.6㎜なので光漏れが少ない。
- 充電式があるのでコンセントがない場合でも電動が可能。
デメリット
- モノコントロール(自動降下)がないので、降ろす時も手動で操作しなければならないのが面倒。
- ヘッドレールとコードの色がホワイト・アイボリー・ブロンズの3色なので製品色によっては馴染みにくく目立つ。
ナニックの特徴が分かれば、メリット・デメリットを考慮して選ぶことで満足のいく窓廻りを実現できます。ボックスがあればヘッドレールが見えることがないですし、電動にすれば自動降下がなくても問題ありません。