ウッドブラインドの後悔しないために知っておきたいデメリット【豆知識】
ウッドブラインドは、天然木の素材感やデザイン性が魅力的な窓装飾です。しかし、ウッドブラインドには、デメリットもあります。ウッドブラインドを選ぶ前に、デメリットを知っておくことで、後悔しないウッドブラインド選びができます。この記事では、ウッドブラインドのデメリットについて、6つのポイントを紹介します。
ウッドブラインドの特徴
ウッドブラインドは、アルミブラインドと同様にスラットの角度を調節できます。スラットの角度によって、光の量や方向をコントロールできます。ウッドブラインドは、光をやわらかく反射させるので、目に優しいです。また、スラットの角度を変えることで、外からの視線を遮ることもできます。ウッドブラインドは、プライバシーを守りながら、自然光を取り入れることができます。
ウッドブラインドの特長
ウッドブラインドは、木材の特性を活かした利点があります。木材は、湿度や温度に応じて水分を吸放湿することができます。ウッドブラインドは、室内の湿度を調節し、快適な環境を作ります。また、木材は、音を吸収する性質があります。
ウッドブラインド6つのデメリット
①ウッドブラインドは価格が高い
ウッドブラインドのデメリットの一つは、価格が高いことです。ウッドブラインドは、天然木を使用しているため、アルミブラインドやロールスクリーンなどと比べて、価格が高くなります。予算によっては、費用面での負担が大きくなることがあります。
お気軽にご相談ください
ヴェスタショップではWEBサイトよりご来店予約、お問い合わせを受け付けています。実際のウッドブラインドやバンブーブラインドを見てみたい、試してみたい、プロに相談してみたいと思った方はお気軽にご連絡ください。お見積りは無料です。
②重量が重い
リビングに木製ブラインドを設置を検討している場合は特に知っておいていただきたことですが掃き出し窓の丈が長い場合、外に出る時に木製ブラインドを開けるのは重量が重いので結構大変なのです。スラットの角度を調整することで採光は簡単なのですが、開ける(上げる)のは大変です。頻繁に開ける可能性がある窓の場合は、操作性について予め理解していただきたいです。
ウッドブラインドは、アルミブラインドの約2~3倍の重さがあります。そのため、操作が重く、出入りが多い窓には向きません。また、重量があるため、設置が大変です。特に大きな窓には、分割して取り付ける必要があります。操作については電動操作も可能ですが、さらに価格がアップします。
③たたみ代が大きい
ウッドブラインドのデメリットのさらにもう一つは、たたみ代が大きいことです。たたみ代とは、スラット(羽根)が重なる部分のことです。ウッドブラインドは、スラットの厚みがあるため、たたみ代が大きくなります。これにより、窓の一部が覆われて窓を全開することができないので、窓掃除が大変になります。
④製作可能サイズに制限がある
ウッドブラインドのデメリットのもう一つは、製作可能サイズに制限があることです。ウッドブラインドは、スラットが木製であるため、最大で製作できるサイズがアルミブラインドよりも小さくなります。大きな窓には、分割して取り付ける必要があります。また、スリット窓や小窓には、ウッドブラインドがおさまらない場合があります。
3社製作可能寸法比較
- タチカワブラインド:フォレティアチェーン/フォレティアチェーンタッチ 製品巾:450~2400㎜ 製品高さ:500~3000㎜
- ニチベイ:クレール ループコード式 製品巾:380~2400㎜ 製品高さ:450~3300㎜
- トーソー:ベネウッド ループコードタイプ 製品巾:350~2400㎜ 製品高さ:500~3000㎜
どのメカ製品にも製作可能寸法というものがありますが、木製ブラインドもメーカーや操作方法により違いがあります。
操作方法によって製作可能寸法は違いますが、例えば小窓で枠内に取り付けしたいと思っても枠内寸法が300㎜ならループコードタイプは取り付けられません。その場合は正面付けになります。または、小さいなサイズに対応した他の操作方法を選ぶことで可能になることもあります。
逆に、大きなサイズで2400㎜以上は製作できませんので2台に分けて取り付けすることになります。(2400㎜以上は大きいので手動操作は大変ですが) 2台に分けると、台数が増えるのでお値段もアップします。
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⑤カーテンよりも遮蔽性が低い
ウッドブラインドのデメリットのさらにもう一つは、カーテンよりも遮蔽性が低いことです。ウッドブラインドは、スラットの隙間から光漏れしやすいです。特に冬場は、部屋が寒くなりやすいです。対策としては、レースのカーテンやロールスクリーンなどを併用することで、遮蔽性や断熱効果を高めることができます
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⑥外から見えることがある
ウッドブラインドのデメリットの最後は、外から見えることがあることです。ウッドブラインドは、スラットの角度によっては、外から室内の様子が見えてしまうことがあります。特に夜間は、室内の明かりが外に漏れやすいです。対策としては、スラットを上向きにすることで、視線を遮ることができます。
デメリットを解消するプランをご紹介
①予算オーバーで価格を抑えたいならこちら!
【エコスラット】
エコスラットは天然木ですが集成材です。集成材とは木板を接着剤で接着したものです。無垢材よりも価格が下げらますし、環境にも優しい商品です。
【バンブーブラインド】
バンブー=竹の集成材です。木材よりも成長が早いので安価です。また軽いのもメリットです。スラットの厚みも木製よりも2㎜と薄いので、たたみ代も若干小さくなります。
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②操作が大変なら電動はいかが?
ウッドブラインドのカラー別の雰囲気に合わせた選び方
ウッドブラインドは、木製スラットのカラーによってインテリアの雰囲気がかわります。インテリアイメージに合わせた選び方をすることで、お部屋の印象を引き立てることができます。
- ホワイト系:シンプルやミニマルなインテリアに合います。ホワイトウッドは、明るく清潔感のある空間を作ります。
- ナチュラル系:ナチュラルやカントリーなインテリアに合います。ナチュラルウッドは、木目や色味が豊かで、温かみのある空間を作ります。
- ダーク系:モダンやクラシックなインテリアに合います。ダークウッドは、落ち着いた色合いで、高級感のある空間を作ります。
おすすめのウッドブラインドメーカー
ウッドブラインドは、メーカーによって品質やデザインが異なり、様々な特徴があります。ウッドブラインドは、お部屋の雰囲気、使い勝手や予算に合わせて選ぶことができます。ここでは、おすすめのウッドブラインドメーカーを紹介します。
木製ブラインドに代わるエコなバンブーブラインド|ニチベイ
ニチベイは、日本のブラインドメーカーで、創業から100年以上の歴史があります。ニチベイは、木製ブラインドに代わるエコなバンブーブラインドを販売しています。バンブーブラインドは、竹製のスラットを使用したブラインドで、木製ブラインドよりも軽くて丈夫です。バンブーブラインドは、竹の自然な風合いや色合いが魅力的で、アジアンやエスニックな雰囲気に合います。その他に、[フォレスト] は、森林の環境保全い配慮したFSC認証商品。責任ある森林資源の利用に配慮し、スラットやボトムレールなどにFSC認証材を使用しています。
デザイン性の高いウッドブラインドブラインド|トーソー
トーソーは、日本のブラインドメーカーで、デザイン性の高いウッドブラインドブラインドを販売しています。トーソーのウッドブラインドブラインドには、木製のスラットにユーズド感を表現するため、特別な加工・塗装をしたものがあります。そのため、スラットごとに色味や柄が異なるヴィンテージ感のあるものや、従来のブラインドの常識を覆す、ダイナミックなウエーブを施したほかにはないウッドブラインドもあります。
機能性の高い商品が揃う|タチカワブラインド
タチカワブラインドは、日本のブラインドメーカーで、機能性の高い商品が揃っています。タチカワブラインドは、限りある木材を有効活用するために、スラットに集成材を使用したエコシリーズのウッドブラインドがあります。タチカワブラインドは、お部屋の用途や環境に合わせて、快適な空間を作ることができます。また、ウッドブラインドはスラット幅50㎜が一般的で、35㎜もありますが、タチカワブラインドには更に幅の狭い25㎜があります。25㎜スラット幅ならウッドブラインドでありながら繊細な印象になります。スリット窓など小さな窓におすすめです。
木製製品の国内生産と品質の高さ|ナニック
ナニックは、木製製品の国内生産と品質の高さが特徴です。ナニックは、木製ブラインドのほかにも、木製シャッターや木製ロールスクリーンなどの製品を販売しています。最上位製品のプレミアムシリーズはナニックが誇る最高品質のウッドブラインドで、73色の多色展開。自社でスラットを塗装しています。また、ナニックのウッドは製品のサイズによって昇降ギアを変えているので、大型でも操作がしやすく、スラットにあるコードを通す穴が2㎜・コードの太さが1.6㎜なので光漏れがすくないのも特徴です。
ウッドブラインドはサイズが大きくなると、どうしても上げる操作が大変になります。昇降コードにも負荷がかかります。長期使用を考えると、電動式の選択もあっていいと思います。初期導入費用が高くなりますが、毎日使うことを考えると決して高くはないと思います。また、赤外線リモコンならスマートリモコンでの操作も可能になります。