【カーテン豆知識】生地の種類による分類
カーテンは一般的に、厚手のカーテンと薄手のカーテンを二重吊りにする
場合が多いと思います。厚手のカーテンをドレープカーテンといい、
薄手のカーテンはシアーカーテンと呼んでいます。
一般的には、薄手のカーテンをレースカーテンということが多いのですが、
レースとは実は編み物のことなのです。ですから、英語で「透き通る」
という意味のシアーの方が、薄手カーテン全般のことをいうのにより合っている
と言えるでしょう。
今回は、ドレープカーテンとシアーカーテンのそれぞれ代表的な
種類の特徴を簡単にご説明します。
【ドレープカーテン】(厚手で透けないタイプ) | |
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ジャガード織
ジャガード織機で織られた織物のことです。 |
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ドビー織 ドビー織機で織った織物のことです。 |
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風通織
二重織りの一種で、表裏に違う色の糸を使い、 二重なので、ボリューム感と独特の風合いがあります。 |
【シアーカーテン】(レースカーテン) | |
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ラッセルレース ラッセル機で編まれるレースのこと。 でき、日本では出荷量が多いため、薄手カーテンをレース と呼ぶようになりました。 |
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エンブロイダリーレース エンブロイダリーとは「刺繍」の意味で、生地に刺繍を した薄手カーテンのことです。 裾の部分に刺繍を施したものを絵羽柄といいます。 |
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オパールプリント 2種類の繊維素材で織られた生地に、薬品(硫酸)で プリント処理すると一方の繊維素材(天然素材・再生繊維) が溶けて、一方の繊維素材(ポリエステル)だけが残り、 薄い透かし模様ができる加工したものです。 |