カーテンのふさかけは必要?取付位置ポイントも解説【豆知識】

ふさかけのデザインも色々
ふさかけのデザインも色々

カーテンは窓辺のインテリアとして重要な役割を果たしますが、カーテンだけではなく、ふさかけも見逃せません。ふさかけはカーテンを開けたときに、タッセルを掛けるためにある小さな金具です。ふさかけの取り付け位置や選び方によって、カーテンの見た目や雰囲気が大きく変わります。今回は、カーテンのふさかけについて、必要性、取り付け方法、選び方のポイントを解説します。

ふさかけはタッセルを掛けるためにある

ふさかけとは、カーテンを開けたときに、タッセルを掛けるために壁に取り付ける小さな金具ですが、タッセルとは、カーテンの端につける飾り紐のことで、カーテンのデザインや雰囲気を引き立てる役割をします。カーテンはタッセルとカーテンレールとふさかけを一緒に考える必要があります。

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ヴェスタショップではカーテンに関するご相談を承っております。カーテン選びにお悩みならお気軽にご相談ください。

タッセルの種類

タッセルには、主に以下の2種類があります。

基本はドレープカーテンと共生地

タッセルは通常ドレープカーテンと共生地で作ります
タッセルは通常ドレープカーテンと共生地で作ります

ドレープカーテンとは、カーテンの中でも重厚感のある生地のことで、しっかりとしたドレープが特徴です。ドレープカーテンに合わせるタッセルは、カーテンと同じ生地で作られたものが基本です。カーテンとタッセルの色や柄を揃えることで、統一感のある仕上がりになります。

デザイン性の高い装飾タッセル

天然ライクの生地にコットン素材のロープタッセルをチョイス
天然ライクの生地にコットン素材のロープタッセルをチョイス

装飾タッセルとは、カーテンとは異なる素材や色で作られたタッセルのことで、ビーズやフリンジなどの飾りがついているものが多いです。装飾タッセルは、カーテンのアクセントとして機能し、デザイン性の高い空間を演出します。装飾タッセルを選ぶときは、カーテンの色や柄とのバランスに注意しましょう。

カーテンのふさかけの必要性と取り付け方法

カーテンのふさかけは、カーテンを開けて束ねたタッセルを掛けるためにありますがその必要性には次のようなものがあります。

  • カーテンを束ねることでスッキリと納まる
  • カーテンのしわや汚れを防ぐ
  • カーテンの形を整える
  • カーテンのデザインや雰囲気を変える

カーテンのふさかけの取り付け方法は、窓の形やサイズによって異なります。ここでは、代表的な2種類の窓に対する取り付け方法を紹介します。

掃出窓のふさかけの取付位置

掃出窓の場合は、カーテンの丈が長いのでカーテンの生地に対してバランスを考慮した高さに取り付けします。タッセルが下から1/3程度になるようにするとフォーカルポイントとしてバランス良く仕上ります。

ロープタッセルの場合
ロープタッセルの場合

腰高窓のふさかけの取付位置

腰窓は窓枠よりも長めに作るので、ふさかけ位置を窓のサイズに合わせると失敗する
腰窓は窓枠よりも長めに作るので、ふさかけ位置を窓のサイズに合わせると失敗する

腰高窓とは、窓の下部が床から離れている窓のことで、窓の下にスペースがないのが特徴です。腰高窓のカーテンは窓枠よりも長めに作るので、ふさかけ位置を窓のサイズに合わせると失敗します。カーテンの長さに対して、ふさかけが下から1/3程度になるような位置がいいかと思います。カーテン丈の中央でも悪くはないと思うのですが、タッセルが少し下になるような位置がバランスがいいとされています。

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デザインに合わせたふさかけの選び方

カーテンのふさかけは、カーテンのデザインや雰囲気を変えることができます。ふさかけの選び方は、以下のような要素によって決まります。

レールとふさかけをコーディネート

カーテンのレールとふさかけは、同じ色や素材で揃えると、統一感のある仕上がりになります。レールとふさかけの色や素材は、フローリングや建具と色や素材を合わせるとコーディネートのバランスがいいです。

見えるタイプのふさかけ

ふさかけには、見えるタイプと見えないタイプがあります。見えるタイプのふさかけとは、カーテンを開けたときに、ふさかけが目に入るタイプのことです。見えるタイプのふさかけは、カーテンのデザインの一部として考える必要があります。見えるタイプのふさかけをご紹介します。

アームホルダー

アームホルダーは開口部を広くとることでできる可動式のカーテンホルダーです。アームホルダーは使用していない時には、壁にスッキリ納まります。また、カーテンを束ねた時に、アームが窓側に倒れませんので開口部を広くとることができます。

注意点としては、普通のふさかけよりも重さがありますので、木下地があるところにビス止めすることが必要になります。

壁に取り付けない?マグネットタイプのふさかけ

壁に穴を開けたくない場合や、ふさかけの位置を自由に変えたい場合は、マグネットタイプのふさかけがおすすめです。マグネットタイプのふさかけとは、カーテンの生地を挟んでマグネットで固定するタイプのふさかけのことです。マグネットタイプのふさかけは、以下のようなメリットがあります。

  • 壁に穴を開ける必要がない
  • ふさかけの位置や角度を自由に変えられる
  • カーテンの生地を傷つけない

カーテンのふさかけは、カーテンのデザインの一部として重要な役割を果たします。カーテンのふさかけを上手に使って、あなたのお部屋を素敵に飾りましょう。