プリーツスクリーンでお部屋をおしゃれに演出【窓コラム】
プリーツスクリーンとは、細かく折りたたまれたスクリーン生地を使った窓装飾です。窓に取り付けると、水平ラインが美しいです。プリーツスクリーンには、さまざまなタイプや操作方法、生地などがあります。この記事では、プリーツスクリーンの魅力や基本情報、おすすめの窓や注意点などを紹介します。
プリーツスクリーンの魅力
プリーツスクリーンは、和室にはもちろんリビングや寝室にも合わせやすいです。その理由は、以下のような特徴にあります。
プリーツスクリーンの特徴とは?おすすめの窓は?
プリーツスクリーンの最大の特徴は、そのコンパクトな納まりです。蛇腹状に加工された生地はたたみ上がるとコンパクトになります。機構部もコンパクトなので、窓の周りに余分なスペースを取らず、スッキリとした印象になります。また和紙調のスクリーン生地は、和室の窓に障子の替わりに設置するとモダンな感じの和室になり、リビングと続きの畳みコーナーには間仕切りとしてもよく採用されます。
プリーツスクリーンのバリエーション
シングルスタイル
シングルスタイルは1枚のスクリーン生地で構成されているため、操作が簡単でシンプルなスタイルです。価格を抑えるならシングルスタイルがおすすめです。
ツインスタイル
ツインスタイルとは、1台のメカに上下に2枚の生地を設置できます。厚手のドレープ生地と薄手のレース生地を組み合わせて使用できるので、上下の生地の分量を調節ができて、採光や視線をコントロールできます。レースがあることで、日中は明るく光を採り入れながら、外からの視線を遮ります。生地はシーンに合わせてレース生地を上下どちらにも設置が可能です。視線を遮りたい位置や窓の位置に合わせてお選びください。
●プライバシーを確保したい
道路に面した窓でも、外からの視線を遮りながら、上部から採光できます。
隣接する建物の上階からの視線を遮りながら、下部から採光ができます。
●外の景色を楽しみたい
和室などの低い目線の空間では、下部のレース生地を少し上げて、雪見障子のように外の景色を満喫。
アップダウンスタイル(ニチベイ)
アップダウンスタイルとはニチベイの独特なスタイルで、下部はもちろんですが上部も機構部から離れて開くことができるタイプのプリーツスクリーンです。上下どちらも開くことできるので採光と通気を同時に行えるスタイルです。空間を分断しないので閉塞感がなく、外からの視線を程よく遮ることができます。また間仕切りや目隠しにも使いやすいタイプです。
ダブルタイプ(タチカワブラインド)
プリーツスクリーンのツインスタイルは上下に別の記事を配置して、生地の中間にあるレールを上下することで生地の分量を調節しますが、タチカワブラインド「ペルレ ダブル」は前後に生地が2枚配置されたタイプのプリーツスクリーンです。こちらは、カーテンのようにドレープ・レース感覚で使用します。ドレープ・レースは前後どちらにも配置が可能で、前後の生地間に空気層ができる「二重構造」により、断熱性能が期待できます。
プリーツスクリーン操作方法
プリーツスクリーンはツインやダブルなど色々なスタイルがあり、それぞれ可能な操作方法があります。基本的に、ツインやダブルはコードかワンチェーンかコードレスで、ワンチェーンは1本のチェーンで昇降も調光も操作ができます。コードやコードレスは小さな窓に向いています。ニチベイには独自の操作方法であるスマートコード式があります。スマートコードは、操作棒のグリップ下のコード止めを引いて生地の昇降するお子様にも安心なチャイルドセーフティ製品です。
タチカワブラインド
- ペルレダブル:ワンチェーン・電動
- ペルレペア:コード・チェーン・ワンチェーン・ハンドル(コードレス)・電動
- ペルレ(シングル):コード・チェーン・ハンドル(コードレス)・電動
ニチベイ
- ツインスタイル:ワンチェーン・コード・スマートコード・コードレス・電動
- シングルスタイル:チェーン・コード・スマートコード・コードレス・電動
- アップダウンスタイル:ワンチェーン・コード
トーソー
- ツインスタイル:ワンチェーン・コード・コードレス
- シングルスタイル:チェーン・コード・コードレス
プリーツスクリーンのデメリット
コンパクトに納まり、スタイリッシュで操作も簡単なプリーツスクリーンですがデメリットもあります。デメリットになる点も予め理解しておけば、さほどのデメリットとは思わない場合もあります。
- 価格が高い:カーテンと比較的すると高価になります。
- お洗濯ができない:蛇腹状で折目のある生地ですのでお洗濯はできません。
- コード穴から光漏れ:特に遮光生地の場合は、外からの光漏れが目立ちます。