カーテン生地の種類と選び方|見た目の違いがすぐわかる

カーテンは、厚手(ドレープ)+薄手(シアー)を二重に吊るすのが基本スタイル。薄手は「レース」と呼ばれがちですが、レースは本来“編み物”のこと。薄手全般は「シアー(透ける)」の方が意味としては近い、という整理です。
この記事では、種類を覚えるためではなく、迷わず選ぶために“見た目の違い”でまとめます。

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ヴェスタショップではカーテン選びのご相談も承っております。どの商品を選んだらいいのかわからないという方、是非ご相談ください。取り付け工事も承っております。

まず結論|生地選びは「雰囲気×透け感×手入れ」で決まる

1分でわかる早見(雰囲気から逆引き)

  • ナチュラル・素朴:プレーン/ケースメント(ざっくり系)
  • 上品・きれいめ:シャンタン/サテン(光沢系)
  • ホテルライク・重厚:ベルベット/ジャガード(深み・立体感)
  • 柄を楽しむ:ジャガード柄/刺繍レース/オパール加工

住まい別おすすめ(新築戸建て/マンション/リフォーム)

  • 新築戸建て:最近は「外から見えにくい」透けにくいシアーカーテンが人気。日中のプライバシー重視なら、薄手は“透け方”を最優先に。
  • マンション:陽当たりが良いお宅が多く、**遮熱(暑さ対策)**の相談が増えがち。薄手は遮熱機能や透け感のバランス、厚手は生地の厚み・裏面の工夫で体感が変わります。
  • リフォーム:家具や床がすでにあるので、色を増やしすぎず、**質感(光沢・ざっくり感)**で印象を変えると失敗しにくいです。

迷ったら、①雰囲気 → ②シアーの透け感 → ③ドレープの質感 の順で決めると早いです。

カーテン生地の「種類」3つの見分け方

生地の違いは、次の3つで見分けると早いです。

  • 質感(テクスチャ):手触り・雰囲気
  • 織り(織り方):立体感・光沢・柄の出方
  • 柄(パターン):部屋の印象(大柄/小柄)

ドレープカーテンの種類(厚手)|見た目で選ぶ

ドレープは、光を通しにくい厚手生地。部屋の“主役”になりやすい部分です。

テクスチャで選ぶ

  • プレーン:シンプル。色数が多く、合わせやすい。
  • シャンタン:節の表情+上品な光沢。きちんと感が出る。
  • サテン:なめらかな強めの光沢。ドレッシーで上質に見せたい時。
  • ベルベット:起毛の深み。ホテルライク、重厚感を出したい時。

織りで選ぶ

  • ドビー織:ストライプ・チェック・無地など、シンプル柄向き。
  • ジャガード織:織りで柄を表現。立体感が出て華やか。
  • 風通織(ふくれ織):二重織でボリューム感。表裏で柄が反転するタイプ。
  • ダマスク織:光の反射で模様が浮く。控えめに上品。
ドビー織は無地やチェック・ストライプなどシンプルなデザイン
ドビー織:無地やチェック・ストライプなどシンプルなデザイン

複雑なデザイン再現が可能:川島織物セルコンのモリスデザインスタジオ《ケルムスコットツリー》
ジャガード織:川島織物セルコンのモリスデザインスタジオ《ケルムスコットツリー》

風通織はふくれ織ともいいます
風通織:別名ふくれ織ともいいます

柄で選ぶ

  • 植物柄:定番。伝統〜モダンまで幅広い。
  • チェック/ストライプ:シンプルでも雰囲気を作りやすい。
  • 幾何柄/抽象柄:モダン寄り。縦流れ柄は根強い人気。
カントリー風のフラワープリントカーテン

ナチュラルな雰囲気も表現できるストライプ

シアー(薄手)カーテンの種類|透け感で選ぶ

薄手は、明るさ視線を調整する役。まずは透け感を基準にすると迷いにくいです。

透け感で選ぶ

  • ボイル:柔らかい風合い。光を通しつつ、視線はほどよくカット。
  • オーガンジー:薄くてハリがある。透け感がきれい。※強いシワが残りやすい点は注意。
ボイルカーテン

風合い(テクスチャ)で選ぶ

  • ケースメント:しっかり質感で少し粗め。素朴でナチュラルに合う。
ケースメント

柄で選ぶ

  • ラッセルレース:いわゆるレースの代表格
  • 刺繍レース(エンブロイダリー):華やか。裾に刺繍が入る“絵羽柄”も。
  • プリントボイル:ボイルにプリント。表現の幅が広い。
  • オパール加工(オパールプリント):透かし模様を作る加工。フロントレースにすることも。
ラッセルレース

エンブロイダリーレースはトルコ製が多い
エンブロイダリー(刺繍)

プリントシアー

オパールプリントはフロントレーススタイルにすることが多い
オパールプリント:フロントレーススタイルにすることも多い

よくある疑問(ここだけ読めばOK)

レースとシアーの違いは?

一般に薄手=レースと呼ばれますが、レースは本来編み物。薄手全般を指すなら「シアー」の方が意味として近い、という考え方です。

遮熱のミニQ&A(3問)

Q1. 「遮熱マーク」が付いていれば、どれも同じくらい涼しい?

A. 同じではありません。
遮熱マーク(NIFの機能性表示)は、一定の基準を満たすことを示すものですが、“どれがより高遮熱か”まではマークでは分かりません。基準(例:遮熱率など)をクリアしていても、商品ごとに差は出ます。
ヴェスタショップでは、遮熱マークの有無だけで判断せず、特に遮熱効果が高いシアーをピックアップしてご案内しています。

Q2. 高層マンションの遮熱対策、眺望も大事。両立できる?

A. 両立を狙うなら“眺望を確保しやすい遮熱スクリーン”が有効です。
遮熱効果が高いシアーは、高密度で透けにくい傾向があり、眺望を妨げやすいのが悩みどころ。
この「遮熱と眺望」の相反に対して、ヴェスタショップではニチベイの**「シルバースクリーン」**をおすすめし、好評をいただいています。熱を反射する加工(アルミ蒸着など)で遮熱性を高めつつ、眺望・調光もコントロールしやすい考え方の製品です。

Q3. 遮熱は“レース(シアー)だけ”で十分?効果を出すコツは?

A. シアーだけでも体感は変わりますが、効かせるなら「使い方」と「組み合わせ」が重要です。
遮熱マークは主にシアーカーテンやスクリーン類が対象で、目的は“室温上昇を抑えつつ明るさも確保”という考え方です。
効果を出すコツはこの3つ:

  • 日差しが強い時間帯は閉める(開けっぱなしだと効果が出にくい)
  • 窓をしっかり覆う(横のすき間を減らす/丈を合せる)
  • 必要なら 厚手(ドレープ)やスクリーン類と併用して、暑さ・眩しさ・視線をまとめて調整する 。

迷ったらヴェスタショップで“透け方”を見比べるのが早い

生地は、写真よりも 透け感・光沢・手触りで印象が変わります。
とくに、新築で人気の「透けにくいシアー」や、マンションの「遮熱」相談は、サンプルで見比べるのがいちばん早いです(条件で最適が変わるので)。
わからなくなったら、遠慮なく相談してください。

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まとめ

カーテン生地の種類がわかると、好みが言語化できて選びやすくなります。
迷ったら 雰囲気 → 透け感 → 質感 の順に。組み合わせは無限ですが、順番が決まると一気に楽になります。