【カーテン豆知識】①窓装飾の種類~開閉方向~
窓を飾る方法にはカーテン以外にもいろいろあります。
コーディネーターが考える窓装飾選びのポイントは大きく3つ。
まず、図面から[1.窓のサイズ][2.窓の配置]を確認します。
それらを踏まえて「ご家族がどのような生活スタイル」なのか、また「お部屋の用途」などを伺います。
[3.ライフスタイルや好みのインテリア]
今回は[1.窓のサイズ]による特性や使い勝手が向いているウィンドウスタイルの種類を開閉方向に沿って
それぞれの特徴をわかりやすく写真で説明します。
【左右に開閉】
窓がある程度広い引き違い窓や掃き出し窓で出入りが多い場所におすすめです。 |
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カーテン ・手軽に開け閉めできる(=出入りしやすい)。 ・生地の種類が豊富(=選択肢が多い)。 ・ウォッシャブル素材なら洗濯が可能(=メンテナンスしやすい)。 ・掛け替えが簡単(=メンテナンスしやすい)。 ※使いやすさ・メンテナンス性・デザイン性で最も優れている |
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バーチカルブラインド ・モダンなデザイン ・大型のテラス窓におすすめ(=小窓には不向き) ・スラットの角度を変えることで調光ができる (バトンで簡単に操作できる) ・開けた時にたたみ代が大きい ※ロールスクリーンと同じ生地でできるものもある |
【上下に開閉】 たたみ上げたり、巻き上げたりで開ける時は上部に納まるので、窓をスッキリみせます。 腰高窓や上げ下げ窓・縦に細長い窓や横長窓にもおすすめです。 |
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シェード類 ・生地の種類が豊富。 ・下げる(閉める)と生地がフラットになる。 ・上げた(開けた)時にたたみ代がある。 ・ウォッシャブル素材なら洗濯が可能。 (ただし取り外しには注意が必要) ※どちらかというと、腰窓に向いている。 |
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ロールスクリーン ・操作が簡単。 ・シンプルでスッキリしている。 ・上げた(開けた)時にスッキリと納まる。 ・ウォッシャブル素材なら洗濯が可能。 (ただし取り外しに注意が必要) ・浴室などで使用できる耐水性製品がある。 ・調光ロールスクリーンもある。 ※比較的操作が簡単なのでどんな窓にも使いやすい。 |
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ブラインド類 ・スラットの角度を変えるだけで調光できる。 ・浴室などで使用できる耐水性製品がある。 ・シンプルでスッキリしている。 ・アルミ素材、木製素材(木製ブラインド)、竹素材(バンブーブラインド)などがある。 ※比較的操作が簡単なのでどんな窓にも使いやすい。 |
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プリーツスクリーン ・蛇腹状のスタイリッシュなスクリーン。 ・上げる(開ける)と比較的コンパクトに納まる。 ・上下で生地を変えることができる。 (シースルー生地とプライバシー生地) ・同じ種類のハニカムスクリーンがある(年間を通して省エネ効果が高い)。 ※比較的操作が簡単なのでどんな窓にも使いやすい。 |
【固定】 窓が横方向に広い引き違い窓や掃き出し窓で出入りが多い場所におすすめです。 |
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スカラップ類センタークロスorクロスオーバー ・開け閉めしない装飾的なスタイルカーテン。 ・腰窓向き(横長窓)=スカラップ類 ・掃き出し窓向き(高さのある窓)=センタークロスorクロスオーバー ※縦横比率による製作可能サイズによる向き不向きがある。 ・レース生地が多い。 |
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カフェカーテン ・完全に遮蔽するのではなく目隠しとして使われます。 ※窓だけでなく収納の目隠しなどにも向いています。 ・テンションポールで取付の場合は取り外しが簡単。 ・ウォッシャブル素材なら洗濯が可能。 ・小さなサイズに向いている。 |