カーテン選びの失敗あるある~後悔しない方法とは?【豆知識】
オーダーカーテンは高いと思っていませんか?もちろん高級なものからお値打ちなものまで色々ございます。とにかくコストカットしたいから自己流でやってみたけど失敗してしまったという事例はブログなどでよく見かけます。オーダーカーテンやロールスクリーン、バーチカルブラインドの設置は思っていたよりも難易度が高いのです。既にカーテンレールがある場合でも失敗することもあります。失敗したとしても、取替えにも購入した以上に費用がかかります。そして精神的なダメージも大きい窓廻り製品の失敗。
窓装飾は専門の資格があるくらいマニアックな世界です。設計事務所からの依頼ですら簡単に考えている場合も少なくありません。設計のプロにとってもハードルの高い窓装飾の世界。価値ある選択をしていただきたいと思っております。
お気軽にご相談ください
ヴェスタショップではカーテンに関するご相談を承っております。カーテン選びにお悩みならお気軽にご相談ください。
よくあるカーテン失敗10選
1.カーテンサイズの発注ミスの失敗
これは一番多い失敗でもあり、一番取り返しのつかない失敗です。よくあるパターンは幅と丈を逆に発注してしまった。特にネットで購入の場合に入力を間違えて届いたら丈が短くて幅が大きいのがこのパターンです。他にはカーテンレールの長さの幅で買ったら、閉めた時に隙間が空いてしまう。カーテンレールの長さに対してゆとり分を取っていなかったために起こりがちな失敗です。オーダーしたのに痛恨のミス。
2.引越しに間に合わなかった
オーダーカーテンは製作に2週間程お時間がかかります。余裕をもって準備することをおすすめします。
3.お部屋のイメージと合ってない後悔
カーテンはお部屋の中で広い面積を占めるアイテムです。ネットや店舗で見て一目惚れして買ったカーテンを実際にお部屋に掛けてみたら違和感が…なんてこともあります。壁紙や家具・他のインテリアアイテムとのバランスに注意して選んでみてください。もちろん、プロに相談することもおすすめです。。
4.形態安定加工しなかった後悔
予算削減するためオプションの形態安定加工をつけなかった失敗例は多いようです。ハリ感の強い生地には形態安定加工は必須です。柔らかくて落ち感のある生地なら必要ない場合もありますが、生地の特性を考えないでただ安くしたいがために安易な選択で大きな後悔になります。
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5.遮光カーテンでの失敗あれこれ
もちろん、寝室に遮光カーテンを選んでいただくことはいいと思います。ただ、思ったよりも陽当たりが良くない窓なら遮光では暗くなりすぎる感じることもあります。また、遮光性能が高いものが良かったのに遮光3級を選んでしまって思ったよりも暗くならなかったなど。
6.合ってないものを選んでしまった
リビングにある掃き出しテラス窓。頻繁に出入りをするのであれば、上下に開閉する窓装飾よりは左右に開閉する窓装飾の方が開閉しやすくておすすめです。カーテンは特に開閉が簡単です。寝室はできるだけ光を遮りたいのであれば遮光製品を選ぶと思いますが、取り付け方も光漏れを抑えるような方法を選びましょう。シェードやロールスクリーンを枠内で取り付けると隙間からの光漏れが気になる場合があります。
7.実際に使い始めてからの後悔
憧れの木製ブラインドを掃き出し窓に取り付けしたが、サイズが大きいためにスラットが重くて、想像よりも上げ下げが大変だった。木製ブラインドはあまり頻繁に開け閉めしない、スラットの角度で調光するような使い方が向いています。
レースカーテン選び。ミラーレースにしたら、日中は外から室内は見えませんが日が暮れて外が暗くなると室内が丸見えになってしまう。透けない薄手のシアーを選んだら外が見えないので圧迫感を感じる。
エアコンの風が当たる場所にバーチカルブラインドをつけたら風でバタついてしまう。
8.高所の窓の失敗あれこれ
高所の窓に付けたロールスクリーンやブラインド。取り付け高さを指定しなかったら、製品のサイズに合わせた操作チェーンの長さでできてしまい、チェーンが短くて届かない。操作の度に脚立が必要になってしまった。
吹抜高所の製品が故障して、修理のために足場を組む必要があり別途費用が発生した。
9.干渉問題のあれこれ
新築物件の場合は、引き渡し時にはカーテンレールもエアコンもついていません。エアコンを取り付けする前にカーテンレールを長めにつけたらエアコンと干渉してしまうことも。エアコンのサイズを考慮してカーテンレールやロールスクリーンのサイズを決めましょう。クローゼットの扉とカーテンが干渉してしまう。窓の開閉ハンドルがあって、枠内にメカを取り付けすると当たってしまうことも予め確認しておきましょう。
10.メンテナンスでの後悔
新しい商品でも、年月が経てば汚れたり壊れたりします。
選んだカーテンを洗おうと思ったら家庭用洗濯機で洗濯が可能なウォッシャブルじゃなかった場合はドライクリーニングにしなければなりません。
陽当りの良い窓では紫外線による劣化が進みやすいです。バーチカルブラインドの樹脂性のウェイトバランスが紫外線で壊れたということも結構あります。
メカ製品の故障は購入店に問い合わせしましょう。問い合わせ時には、製品に貼ってあるメンテナンスシールの製品情報が必要になります。
新築で起こりやすい失敗
レール・メカの取り付けで起こる失敗
新築物件にはブラインドやロールスクリーンなど他の窓装飾製品をつける可能もあるので、基本的にカーテンレールはついていません。予算削減するために、自分でカーテンレールやブラインドを取り付けすることを選択して失敗するパターンも少なくありません。
カーテンレールやブラインド等をつけたい場所の下地の有無は確認が必要です。下地がないところにビスを打ったためにカーテンレールが落下した事例もあります。
下地はあるがカーテンレールが平行に取り付けできなかった。斜めになってしまった。
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ヴェスタショップではカーテン等の窓廻り製品の打合せから施工まで一貫して承っております。ご相談・ご来店予約はこちらから。
高所窓・吹き抜け窓で起こる問題
メンテナンスや修理の時に足場が必要なら別途費用がかかります。
外からの視線が気になる
外(道路等)と窓の距離が近くてカーテンが開けられない。そんな時は外から室内が見えない製品を選びましょう。
マンションなど集合住宅で起こりやすい問題
高層マンションで陽当りが良すぎる
高層マンションは眺望が素晴らしいですが、昨今の猛暑で遮熱の要望が高くなっています。熱は遮りたいけど眺望は確保したい場合におすすめの製品がありますので是非ご相談ください。
マンションのワイドサッシの注意点
ワイドスパンのマンションの全面開口になったサッシにメカ製品をつけたい。可能製作寸法が最大4mのバーチカルブラインドですが搬入経路の確認が必要です。
カーテンの場合、生地の厚みで引き分けたカーテンのたまりの幅が大きいことがあります。バーチカルブラインドでもたたみ代が大きく、窓を全開にできない。
高層マンションは消防法に抵触する
高層マンションでは防炎カーテンやロールスクリーンを選ぶ必要があります。
ネット購入での失敗
サイズ・品番を間違えてしまった
入力間違い。オーダー製品は間違っても返品はできません。
届いたら思っていたイメージと違っていた
- ネットで見た写真のイメージと実際の製品の色や質感が違っていた。
- 触った感じがゴワゴワする。
- 思っていたよりも生地が薄くてペラペラ。安っぽい感じがする。
予算を抑えたいから自分で商品の発注・取り付けをするという場合もあると思いますが、失敗の代償は思ったよりも大きいです。オーダーカーテン専門店のプロでも、細心の注意を払って製品を比較検討して提案しています。ご要望と現場の状況を十分考慮し、後のメンテナンスのこともお知らせいています。オーダーカーテンやブラインド等メカ製品は完成品ではありません。施工が伴うサービス込みでの購入とお考えいただければプロに依頼する価値を感じていただけると考えております。