和室をモダンにするカーテンの選び方【窓コラム】

古くから日本の住宅に馴染んできた和室ですが、現代では、より快適でスタイリッシュな空間にしたいという方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、和室に合うモダンなデザインのカーテンを取り入れることです。モダンなデザインのカーテンを取り入れることで、和室は全く新しい表情を見せ、モダンで洗練された空間に生まれ変わります。この記事では、和室にカーテンを取り入れるメリットや、カーテン以外のおすすめの窓廻り製品、スタイリングのポイントなどをご紹介します。和室をモダンにしたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

和室にカーテンを取り入れるメリット

和室にカーテンを取り入れることで、遮光性やデザイン性、実用性など多くのメリットがあります。これにより、和室がより快適でスタイリッシュな空間に変わります。

メリット１：遮光性の重要性

• 朝日や西日を遮り、快適な空間を演出: 和室は、畳の日焼けや家具の色あせの原因となる強い日差しが入りやすい場所です。カーテンを使用することで、光を遮り、室内の温度上昇を抑え、快適な空間を保てます。
• プライバシーの保護: 外からの視線を遮り、プライバシーを守ることができます。特に寝室として利用する場合には、遮光性の高いカーテンを選ぶことがおすすめです。

メリット2：デザイン性のポイント

カーテンは和室のデザインを一新するアイテムとしても活躍します。色や模様を工夫することで、和室にモダンな雰囲気をプラスすることができます。

和室をおしゃれにするカーテンの選び方

色の選び方

和室に合うカーテンの色選びは重要です。落ち着いた色合いや、和の雰囲気に合う色を選ぶことで、空間全体の調和を保つことができます。彩度の高い鮮やかなカラーは難しいかもしれません。

和テイストを感じる模様を取り入れる

カーテンに模様を取り入れることで、和室にアクセントを加えることができます。伝統的な和柄やモダンなデザインを選ぶことで、個性的な空間を演出できます。

• 和柄: より和風な雰囲気を出したい場合は、麻の葉や千鳥格子などの和柄を現代的な解釈でリデザインされたものはモダンな印象を与えます。
• 幾何学模様: モダンな雰囲気を出したい場合は、ストライプや幾何学模様のカーテンがおすすめです。

カーテンの質感で和室を彩る

カーテンを使って和室を彩ることで、季節感やテーマに合わせたインテリアを楽しむことができます。例えば、春には桜柄、夏には涼しげなブルーなど、季節ごとにカーテンを変えるのもおすすめです。

Lif/Lin リネンカーテン

和室の部屋にリネンカーテンがおすすめの理由は、素材が持つ自然な風合いと、相乗効果で生まれる心地よい空間にあると考えられます。和紙とリネンの共通点は

• 自然素材: 和紙もリネンも自然素材であり、どちらも温かみのある優しい雰囲気を持っています。
• 通気性: 和紙もリネンも通気性が良く、湿気を吸収し放出する性質を持っています。そのため、室内を快適な湿度にする効果が期待できます。
• 経年変化: 時間とともに風合いが増し、味わい深い表情を見せてくれます。

ヴェスタショップが和室におすすめするカーテン

フジエテキスタイル：FA6329DG インフィニティ

細いラインによって構成された連続した幾何柄の遮光です。ラインの部分は2色の色糸を混ぜ合わせた絣風な糸で表現し、グランドには麻ライクの節のある糸を織り込んでいます。シンプルでモダンなデザインと織物ならではの素材感により和と洋の空間でお使いいただけます。写真のダークグリーン色。

フジエテキスタイル： PF6061GB オリイロ

一本の糸を5色に染めた分けた絣糸を織り込んだドレーパリーです。日本の伝統的な糸染めの技法である絣染めは、大変な手間とコストがかかるため近年は生産することが難しくなっています。けれども貴重な絣染めの糸で織られた奥行き感と変化のある糸は、単色の糸を何本も織り込んむのとは全く違った意匠を作ることができます。オリイロは絣糸のほかに、濃淡のある糸やコブや節のある糸など4種類の意匠糸を織り込み、木肌を想起するような抽象的な織柄を施した、素材感と色の豊かさのあるドレーパリーです。その計算された糸使いと偶発的に再現性なく現れる色の効果は手仕事のようなぬくもり感を作り出しています。

フジエテキスタイル：PF6065GG イマヨウ

ゆるやかで繊細な曲線の集まりで構成された柄は、アンティークの布から起こしたデザインだそうです。ゆったりとした流れのデザインとシックなカラーは落ち着きある印象。ヨコ糸には2色の色が混じり合う光沢糸を織り込み、深みのある色合いを作り出しています。

カーテン以外の和室におすすめ窓装飾

和室にカーテンを取り入れる際には、プリーツスクリーンやブラインド、ロールスクリーン／シェードなどのアイテムもおすすめです。

プリーツスクリーン

プリーツスクリーンは、水平ラインがシャープで和室にモダンな雰囲気をプラスするアイテムとして人気です。おすすめのポイントは、

• スタイリッシュ：シンプルでありながら、スタイリッシュなデザインが特徴です。枠内に取り付けることでスッキリした窓廻りになります。たたみ上げた時もコンパクトに納まります。和室には、和紙調のスクリーンがおすすめです。和室に合うカラーが多色でありますので、お気に入りを見つけられると思います。
• 機能性：プリーツスクリーンはシングルスタイルとツインスタイルがあり、シングルスタイルは1台にスクリーン生地を1枚取り付けるスタイルですが、ツインスタイルなら1台に2枚のスクリーンを設置できます。ドレープ生地とレース生地を上下に取り付けることで、日中はレース生地、夜間はドレープ生地にすることで調整できます。また、遮光生地もあります。

ロールスクリーン

和の趣を感じるスダレ調のロールスクリーンは、ナチュラルな風合いがありますが、シンプルな形状なのでモダンな印象もあります。こちらは天然の和紙を織り込んだナチュラルな素材感があって、和テイストの心地よい空間を演出してくれます。

木製ブラインド

木製ブラインドは、その温かみのある素材感と自然な風合いから、和室にも非常に良く合うインテリアアイテムとして注目されています。和室に木製ブラインドを取り入れるメリットはたくさんあります。

• 木の温もり: 木製ブラインドの木の温もりは、畳や障子といった和室の素材感と自然に調和します。
• 自然素材: 天然の木材を使用しているため、自然素材に囲まれた和室の雰囲気を壊しません。
• 日本の伝統: 木製ブラインドは、日本の伝統的な建具にも見られる素材であり、歴史と文化を感じさせる空間を演出できます。

和室のカーテン選びでお困りなら、ヴェスタショップでお気軽にご相談ください。お見積は無料です。